【3/15更新】俳人「安溶二」の俳句・投句活動まとめ 俳句ポスト365・一句一遊など(2019年)

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【3/15更新】俳人「安溶二」の俳句・投句活動まとめ 俳句ポスト365・一句一遊など(2019年)

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私アンメルツPは、2018年から新しい創作活動として俳句を詠むことを始めました。

作詞の参考にしようと、TV番組「プレバト!!」の俳句コーナーを
良く見ていたのですが、夏井先生の創作・鑑賞に対する姿勢に感銘を受け
自分でも俳句を詠んでみようと2018年後半から始めたものです。
いざ始めてみると、創作スタイルがとても自分に合っていそうなことがわかりました。

現在は夏井先生が選句を行っている「俳句ポスト365」「一句一遊」
投稿しており、この2つが基本となっています。

なお、俳句活動では「安溶二」(読み:アンヨウジ)という
名義(俳号)を使っています。アンメルツのもじりです。
今後、場合によっては作詞の名義などでも使っていくかもしれません。

ここでは2019年の投句採用作や、没になったものの個人的なお気に入り作品、
その他投稿以外の句などをまとめています。
「続きを読む」からご覧ください。

2018年のまとめはこちらからご覧ください。

投句サイト「俳句ポスト365」

俳都松山 俳句ポスト365
http://haikutown.jp/post/

「並選」=プレバトで言うところの凡人、「人選」=才能アリにあたる。
その上の「天・地選」は優秀句。毎回数千句の中から10句前後が選ばれる。

第213回「ていれぎ」
ていれぎや秘湯十キロ先にあり  人選

「ていれぎって何だ!?」というところからよく人選に持っていけたと思います。
清流のほとりに生えている辛味のある植物とのことです。
山奥の秘湯を目指して旅をする途中に見つけた清流とていれぎ。
まだ先は遠いけど、この先の秘湯もきっと素晴らしいに違いない、と思う光景です。

第212回「菠薐草」(ほうれんそう)
退職や菠薐草を盛る火鍋  人選

「季語ではない上五『や』+季語を含む12音」という、少しだけ難しい型にチャレンジしました。
辛いスープに入れた時の菠薐草って本当に美味しいです。
ポパイ的な「パワーを得る」発想もあり、退職が決まったその日に辛い鍋に菠薐草を投入して
これから気合いを入れて転職(orフリー)活動を頑張るというシチュエーションを詠みました。

第211回「うらうら」
うらうらと甘き限定缶コーヒー  人選

地元千葉(を含む一部地域)の名物・マックスコーヒーに捧げる一句です。
ねちっこい甘さと春の雰囲気を重ねました。
なおこの回は「うらうらや」で始まる俳句を作り貯めていたのですが、
検索してみたら「うらうらや」で始まる句がほとんど無い!?と気づいて慌てて作り直しました。
完全なNGではないものの「副詞」なので「や」をつけるのはあまり推奨されていないようです。

第210回「鮃」(ひらめ)
人と猿は九割同じ鮃食ぶ  人選

ヒラメとカレイの違いから発想を飛ばしました。
今回、2句投句したもう一句「派閥なぞ属するものか鮃煮る」のほうが
個人的には気に入っていたのですが、選ばれたのはこちらでした。
後から読み返したら、心情をストレートにぶつけた「派閥」よりは
ほんのり「人間って愚かな生き物だよな…」的なことが読み取れる「人と猿は」のほうが広い読みができるということなのかもしれません。

第209回「雪兎」(ゆきうさぎ)
雪兎なぜ人殺しいけないの
  人選
雪兎ぼく一人っ子一人っ子  人選

初めて人選に複数の句が選ばれました!
雪兎に個人的に抱いているイメージとして、無垢・純粋・儚さなどがあり、そこから句の発想を広げていきました。
「なぜ~」は、雪兎の純粋なイメージに、小さな子供の悪気のない質問を取り合わせてみました。
「一人っ子~」は私自身が一人っ子なので、子供の頃から自分だけの箱庭を作ることが楽しみのひとつだった気がして、それを重ねました。
それが今でも創作を続けている理由のひとつです。

ラジオ番組「夏井いつきの一句一遊」

夏井いつきの一句一遊 | RNB 南海放送
https://www.rnb.co.jp/radio/haiku/

月曜~金曜に南海放送・信越放送で放送される10分の帯番組。
該当地域以外の人もradikoプレミアムで聴取ができます。

月曜日=初心者・おもしろ枠・お便り紹介など
火曜日=プレバトで言うところの凡人
水曜日=プレバトで言うところの才能アリ
木曜日=火・水曜の残りの消化とお便り紹介
金曜日=優秀句。プレバトで言うところの特待生・名人

2月第3週放送「壺焼」(つぼやき)
手動ドア開けて安房列車の壺焼  水曜日

地元千葉・いすみ鉄道のグルメ列車「伊勢海老特急」を詠んだ一句です。
房総の海の幸・山の幸を使った料理をゆっくり味わえる贅沢な観光列車です。
ちなみに「伊勢海老特急」の「特急」とは、「特に急がない」の意味ですw

夏井先生評:
美味しそうやなあ~。

1月第3週放送「玉子酒」
玉子酒飲めば闘将孕むなり  水曜日

バシッと言い切った比喩が評価されて嬉しかった一句。
「〜すれば」の効果はプレバトで勉強しました。

夏井先生評:
ドロドロした感じをこう表現しました。
闘う武将を孕んでいるかのようだって言うわけです。

個人的にお気に入りの没句

一夜漬けの古文や猫の恋やさし
深夜の勉強のときに猫の恋が重なってくるのは鬱陶しいものがありますが、
なんか古文で描かれる恋物語ってロマンチックに感じることありませんか?
まあ実情は「源氏物語」みたいにドロドロなのも多いわけですが…

春暁(しゅんぎょう)や寮友愛すZARDの歌
学生時代の独身寮、寮友がよくZARDの歌を目覚ましがわりに朝かけていたことを思い出して詠みました。

アイドルとセクハラ冬の雲厚し
華麗なショーには闇の一面がどうしても付きまとうもので、もどかしいファンの思いを詠みました。

ラスボスの手前でセーブ冬終る
子供の頃のクリスマスに買ってもらったゲームを冬休みの間に没頭してプレイし続けた思い出を詠みました。
「ゲームの世界にももうすぐ春が来る」的な想いも重ねています。

被害者の卒業文集寒苦鳥
何か事件が起こったとき、ワイドショーでわざわざ感情的な報道をするのを見かけます。
季語「寒苦鳥」(かんくちょう)の説明はこの辺りを参照

カレンは拒食症ポインセチア赤し
摂食障害が原因で冬に亡くなったカーペンターズのボーカル、カレン・カーペンターを詠みました。

テレビから食糧難と木枯と
モニター越しで伝わってくる冬の厳しさを詠みました。

去年今年(こぞことし)不惑に向かう好奇心
とある本に「自分が大切にしている価値観をこの中から選んでみよう」という
記述があり、
私がその中から選んだひとつが「好奇心」でした。
新年を期に改めてその先に向かっていく思いを表現しました。

投稿作以外のお気に入り作品

五十階に登りて止んだ雪を撮りて

雪の降る日に上からTOKYOを撮ろうとしたら雪止んでた

凍月(いてづき)の路上ピカチュウ横たわる

夜道を歩いて出くわした光景をそのまま詠んだだけです。この日はたまたまスーパームーンで、月の綺麗な寒い夜でした。

うららかやガラケー新機種発表会
「日本独自なものもまだ頑張ってるなあ」と「でもそれでいいのか」という相反する思いを、のどかな春の様子に重ねました。

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しかし、使い込むうちに一日にどのように時間を使うかが全てわかってくるので、
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