【7/1更新】俳人「安溶二」の俳句・投句活動まとめ 俳句ポスト365・一句一遊など(2020年) | G.C.M Records

安溶二の2020年発表俳句集

【7/1更新】俳人「安溶二」の俳句・投句活動まとめ 俳句ポスト365・一句一遊など(2020年)

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はじめに

私アンメルツPは、「安溶二」(読み:アンヨウジ)という名義(俳号)で
2018年から俳句を詠む活動を行っています。

季節感の濃い作品においては、作詞の名義でも使っています。

現在は TV番組「プレバト!!」の俳句コーナーでおなじみの夏井いつき先生が
選句を行っている「俳句ポスト365」「一句一遊」に投稿しており、
この2つが基本となっています。

ここでは2020年の投句採用作や、没になったものの個人的なお気に入り作品、
その他投稿以外の句などをまとめています。

過去のまとめはこちらからご覧ください。

投句サイト「俳句ポスト365」

俳都松山 俳句ポスト365
http://haikutown.jp/post/

「並選」=プレバトで言うところの凡人、「人選」=才能アリにあたる。

その上の「天・地選」は優秀句。
毎回数千句の中から10句前後が選ばれる。

2020年の結果総括

結果発表の回数 11回
うち参加回数 9回

人選 7句(7回)
並選 2句(2回)

第242回「梅雨寒」

梅雨寒やペットボトルの水重く  人選

梅雨寒特有のじめっとした感じとその中で思う肌寒さを、
ペットボトルの水滴のような直接な映像表現、心理的な重さに重ねました。

第241回「鰻」

鰻食ぶクイズの答えは三分後  並選

昔の一家団欒という趣です。
兼題のアイデアに困った時は何か自分の好きなものと結びつける(音楽とかゲームとか)ような
切り口をいくつか用意するんですが、今回はその中から選ばれました。

第240回「姫女苑」(ひめじょおん)

ひめじょおんみずがこんなにつよいとは  人選

ちょうどコロナが流行り始めた時にこの兼題に向き合い、なるべく直接的にならないように
かつ詩になるようにと心がけた結果が、全部ひらがなでの柔らかい表現。
普段何気なく使う水での手洗いがこんなにも命に繋がるようなことだとはという、素直な思いを読みました。
世界には水すら得られない人も多いと聞きます。収束を願っています。

第239回「春暖」

春暖のロボットが指す1番線  人選

高輪ゲートウェイ駅をイメージして詠みました。
「1番線」のアイデアは、プレバトで皆藤さんが詠んだ「右肩に枯野の冷気7号車」に
結構影響されてるかもしれません。

第237回「蒸鰈」(むしがれい)

再婚の古希めく赤の蒸鰈  人選

一物仕立てにチャレンジした句が選ばれました。

蒸鰈の持つ、独特の色と円熟味のある様子をどう表現しようかと試行錯誤した結果がこちらです。

第236回「蕨餅」(わらびもち)

悪役のオファー届きてわらび餅  人選

役者を夢見て頑張る人物をイメージして詠みました。
ようやく届いたチャンスをどんな役割であれ全うしたい、粉まみれになっても頑張るという
意思も込めています。

第235回「麦踏」(むぎふみ)

「落選」の手紙の印字麦を踏む  並選

農家をしつつ作家や漫画家などのクリエイターをしている人物というシチュエーションです。

農業に関する兼題は人生経験が足りないのでなかなか難しかったです。
入選作は俗で楽しいものが多くて見ていて面白かったです。

第234回「寒椿」(かんつばき)

ブルーシート撤去し朝の寒椿  人選

類想あるかもと思いつつ、千葉県民を勝手に代表して想いを詰め込んだ一句です。
冬のひんやりした空気の中に凛として咲く姿を重ねました。

第233回「冬眠」

冬眠の森の祟りと長老吼ゆ  人選

句そのものはファンタジーな世界観を思い浮かべて詠みましたが、
近年、人里にサルやシカ、クマなどが頻繁に出没するというニュースに着想を得た一面もあります。
解釈はご自由にどうぞ。

ラジオ番組「夏井いつきの一句一遊」

夏井いつきの一句一遊 | RNB 南海放送
https://www.rnb.co.jp/radio/haiku/

月曜~金曜に南海放送・信越放送・岩手放送・山陽放送・新潟放送で放送される10分の帯番組。
該当地域以外の人もradikoプレミアムで聴取ができます。

月曜日=初心者・おもしろ枠・お便り紹介など
火曜日=プレバトで言うところの凡人
水曜日=プレバトで言うところの才能アリ
木曜日=火・水曜の残りの消化とお便り紹介
金曜日=優秀句。プレバトで言うところの特待生・名人

また、南海放送では「家藤正人の一句一遊虎の巻」という派生番組もやっています。

6月第1週放送「腹当」(はらあて)

腹当はほつれて首は寝違えて  金曜日

9ヶ月ぶりの金曜日!ありがとうございます!
夏のねちっこい暑さの中、首を寝違えた時に一日続く独特の不愉快さ(肉体的にも精神的にも)を
表現したくてこうなりました。

5月第2週放送「風船虫」

風船虫地軸は二十三度四分  木曜日(水曜日の残り)

木曜に水曜の残りで読まれましたがすみません、
これよく考えたら「23.4度」であって「23度4分」じゃなかったですね…
(角度では1度=60分なので)

風船虫と大きな地球の取り合わせ自体は、夏井先生に評価頂いたようで嬉しいです。

3月第4週放送「啄木忌」(たくぼくき)

シュレッダーの逆転啄木忌の過失   水曜日

誤って裁断したものを、慌てて「逆転」させるものの戻らない「過失」。
「過失」とあえて書くか迷ったんですが、そこも読みにつながって結果としては良かったようです。

昨年の「サッカー」金曜日をはじめ、「〇〇の✕✕△△の□□」という型の句を結構拾われているので、
今後もこのパターンは意識していきたいですね。

2月第3週放送「公魚」(わかさぎ)

ボート一対公魚美しきダム湖かな   月曜日

お便りとともに月曜に紹介され、これで全曜日制覇となりました。

ワカサギ釣りといえば氷に穴を開けて釣るイメージが強いですが、
実は私の地元・千葉でも「高滝湖」というダム湖で、冬から春にかけて放流されたワカサギ釣りが楽しめます
ボートをレンタルして家族連れで楽しむ人が多いようです。

ちなみにその高滝湖では4月あたりからはバス釣りが楽しめるのですが、
その際に残っていたワカサギは
ほとんどがブラックバスのエサになってしまうようです。

1月第4週放送「葱汁」(ねぎじる)

葱汁へ並ぶ六回ワンアウト   水曜日

プロ野球じゃなくて草野球だという雰囲気も、
「今のうちに並んどこう」という心理も夏井先生に完璧に汲み取って頂けたのが嬉しいです!

個人的にお気に入りの没句

「俳句ポスト365」の没句

ひとりでにピアノ梅雨寒美術館 (兼題:梅雨寒)

来世へと逃げ出しそうな鰻あり (兼題:鰻)

「 夏井いつきの一句一遊」の没句

マリーゴールドここは天女の住処なり (兼題:マリーゴールド)

ゴルゴンの改心マリーゴールド咲く (兼題:マリーゴールド)

祖父の遺す凧めく朱(あか)の海鞘を剥く (兼題:海鞘)

浦島は幸せでした雲の峰 (兼題:漢字「島」)

島国の良きも悪きも夏の蝶 (兼題:漢字「島」)

無人島雄々しく生まれ信長忌 (兼題:漢字「島」)

島国は孤島 風呂に蜘蛛の糸 (兼題:漢字「島」)

塞翁の小躍りのごと風船虫 (兼題:風船虫)

アヲゾラハシヅカ憲法記念の日 (兼題:憲法記念日)

六月や子音を強めたる会議  (兼題:漢字「子」)

支部長は聖人君子夏近し  (兼題:漢字「子」)

味方は〇人早春の商品会議 (兼題:漢字「味」)

春昼の味蕾レッドブルの痛み  (兼題:漢字「味」)

初朔日一〇時ギターの弦も買ふ  (兼題:初朔日)
※初朔日(はつついたち):2月1日のこと。

エアロバイクに初朔日の畳くず   (兼題:初朔日)

物置から健康食品ばらりと冬  (兼題:康)

「フルポン村上の選句修行2」の没句

丸文字に充つる履歴書来る清和

角丸をあと五ピクセル春の夕

投稿作以外のお気に入り作品

撤収の腕やTOKYO冬夕焼
厳密には2019年12月31日の作品なので「2020年」ではないですが!
冬コミのサークル参加が終わって、撤収後のビッグサイトから見た綺麗な夕焼けを詠みました。

コミケ帰りの夕日
東京ビッグサイト西ホール入口付近より冬夕焼を望む

鏡音メドレー動画「RINLENMANIA 12」の全58曲で俳句を作ってみた

鏡音リン・レンが歌う楽曲から、年始に58句をまとめて詠んだ渾身の作品です。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。

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