『鏡音14歳!』収録の新曲「スピードメーター・ノスタルジー」投稿しました | G.C.M Records

スピードメーター・ノスタルジー

『鏡音14歳!』収録の新曲「スピードメーター・ノスタルジー」投稿しました

鏡音オンリーイベント「鏡音ちゃお!」に参加します

2022/11/27(日)、東京・綿商会館で開催される鏡音リン・レンオンリー同人イベント
「鏡音ちゃお!」にサークル参加をします。
こちら今年のサークル参加では最後のイベントですので、どうぞよろしくお願いします。

鏡音ちゃお! | 東京を中心とした鏡音リンレンオンリー同人即売会を開催しています。
https://all-kagamine.jp/kagacha/index.html

冬コミは申し込んでいないのですが、委託で参加することが濃厚ですので、
おいおい告知をしていきます。

個人での新作はなく、昨年リリースした『kagamination2』シリーズ(初代もあります)と
「人生」クリアファイル&DLカードセットを主に頒布します。

フロアが4階~6階に分かれていますが、私のスペースは4階側にあります。

鏡音オンリーはいつもアットホームなイベントですので、
(飛沫を飛ばさない範囲で)いろいろお話できればと思います。

コンピCD『鏡音14歳!』に参加しています

さて、このイベントで『鏡音14歳!』という鏡音コンピCDがリリースされます。
これは今回のイベントを主催する「鏡音イベント準備会」様の企画による作品です。

CD企画 | 鏡音ちゃお!
https://all-kagamine.jp/kagacha/cdkikaku14-3.html

アンメルツPは、このCDに全体のアドバイザーと楽曲制作者として参加いたしました。

CDの試聴用となるクロスフェードについても動画が公開されており、
こちらの動画&音源部分についても私が制作しています。

このコンピは鏡音の14周年――今年15周年ですので、14歳の終盤を飾る企画――として、
「温故知新」をテーマに、ボカロPおよび絵師さんに多数ご参加いただきました。

・「温故」――懐かしい曲調、誰もが口ずさめるメロディー
・「知新」――斬新な曲調、これからの未来を感じさせるチャレンジ

曲については基本はこのどちらか(もしくは両方)を意識して制作頂きましたが、
割とバランスはいい感じに取れた感じがします。
懐かしさを覚えるような楽曲もある一方、斬新なスタイルの曲も目立ちました。
非常に振れ幅の大きい作品となっています。

鏡音ファンにとって非常に楽しめる作品になったかと思いますので、ぜひお手に取ってみてください。

新曲「スピードメーター・ノスタルジー」公開しました

その『鏡音14歳!』に収録されているアンメルツPの新曲
「スピードメーター・ノスタルジー」を、11月22日に動画公開いたしました。
鏡音リン・レンが歌っています。

お待たせしてしまいましたが、今年の作品としては「人生」以来となる新曲ですね。
「人生」が時間をかけた作品だったのに対し、こちらは比較的短期間に集中して作った作品です。

楽曲について

こちらは温故知新がテーマということで、
自分の中で考える「懐かしさ」や「ルーツ」を追い求めて挑んだ作品です。

自分の子ども時代を思い出すと、一人っ子ということもあり、
テレビゲームなどを買ってもらう前から、
自分で想像力を働かせる遊びをしていたことが多い記憶があります。

その代表例が、画用紙にスピードメーターを書いて、ドライブを空想して楽しむ遊びです。

今から思えば、その後小学生では4コマ漫画とかを書いてみたり。
中学に上がってからはプログラミングで簡単なゲームを作ったり。
常に自分の人生で、自分もしくは人を楽しませるための「想像/創造」が趣味としてついて回っていました。

その一環に「音ゲーみたいな曲を作りたい」という想いから作曲を始めたのがあり、
それが現在のボカロPとしての活動までつながっているのです。

ネットワークエンジニアであるとか、あるいはWebサイトを作ることが仕事になったり。
最近楽しむゲームであっても、MTG(マジック・ザ・ギャザリング)で自分のオリジナルデッキを作ったり。

そういった創作で何かを実現することこそが、
自分のアイデンティティのひとつになっているのかなという感慨があります。

それがひとつの形で結集したのが、「人生」のプロセカULTIMATE採用にほかなりません。

歌詞に「夢を叶えても止まりはしない」というフレーズがありますが、
これからもなんというか、自分が好む好まざるに限らず
創作とは「業」として死ぬまで付き合っていくんだろうなあという実感を持っています。

最近はAIによる創作ツールが多数出ていて、私もいろいろ触っているいくようにはしているのですが、
今後も常に新しいことを取り入れながら、自分らしい「創造/創造」をやっていければいいと思っています。

そんな感じで、「「鏡音の曲!!」」というよりはどちらかというと私小説的なイメージの一曲です。

曲調について

曲調については自分のルーツ、すなわち子どものころから触れてきた曲調を深掘りして
自分の中での「懐かしさ」をエッセンスとして取り出したという感じです。

たとえば昭和歌謡っぽいAメロのメロディだとか。
90年代から2000年代にかけてのデジタルJ-POP(小室哲哉さんや八木沼悟志さんら)の節回しとか。
イントロも、誰もが口ずさめるメロディーを目指して、J-POPと少し古めのEDMを混ぜました。
年代ごちゃまぜの「懐かしい感」へのチャレンジですね。

ちなみに、Bメロだけは異彩を放っていて、ここだけいわゆる「丸サ進行」を使っています
「温故」の中での「知新」というところで、今も常に新しいチャレンジをしていきたい気持ちを表現しています。

ちなみにこの丸サ進行を実際に使ってみて気付いたのは、
非常に自由度が高い一方で、使いこなすには作曲者のセンスが求められるということです。

小室進行や王道進行、あるいは今回のサビで使っている「6-3-451」という進行は、
誰でも80点のメロディを簡単に作れるので信頼感が抜群なのですが、
丸サ進行は常に浮遊しているようなコードで、7thコードを多用するゆえ当てはめられるメロディのパターンも無限にある。
それゆえ、80点の限界を突破できそうな一方で火傷も多そうだという印象があります。

ボカロ調整は、割といつもの感じなので話すことは少ないのですが、
サビでリンが歌っている所はレンのコーラス、レンが歌っている所はリンのコーラスを入れています。
こういう90年代的な雰囲気をかすかに再現できるハモリも鏡音の魅力です。

イラスト・動画について

イラストは和黄さんによるものです。
イラストにおける鏡音の比率は控えめなのですが、
でもそこには確かに現在のパートナーとしての「鏡音リン・レン」がいて、
ハンドルを持っている私自身とともに走り続けているという、そんなイメージでお願いしました。

子どものころの落書きのイメージと、現在の現実の自分。
和黄さんの幅広い絵柄であればそれが表現できると考え、
そういったところで声をかけさせていただいております。

2点のイラスト以外につきましては、Adobe Stockなどの有料素材をいろいろ組み合わせています。

歌詞

「スピードメーター・ノスタルジー」
作詞/作曲/編曲:アンメルツP
歌:鏡音リン・レン

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スピードメーターの針動かし どこまでも行けたあの頃
夢中で空想に浸っていた 無限の目的地目指し

「がようし」に書き入れた 円に目盛り、数字
鉛筆回せば 今日もドライブ開始

広い通り「50」 ハイウェイの「100」
坂をふたつ上がれば「30」

スピードメーターの針動かし どこまでも行けた子供は
夢を叶えても止まりはしない 次の目的地目指して

一人ぼっちだった 遊びが欲しかった
楽しさをつなぐ数字が好きだった

辛いことあっても忘れられたよ 
「ソウゾウ」こそが現実だった

フェイクが人を切り刻んでいく世界
それでも信じる
「物語は幸せのためにある」

スピードメーターの針は動く 時代(とき)も景色も変わってゆく
スタート地点を忘れぬように ゴールを見失わぬように
僕を救ってきた物語が 先の道を照らしてゆく
共に響き合う同乗者(なかま)たちと
未来を作り上げていく 道標となるように

理想だけでは生きてはいけない世界
それでも信じる
「思い描けるものは形になる」

スピードメーターの針動かし どこまでも行けた子供は
夢を叶えても止まりはしない 次の目的地目指して
スピードメーターの針は動く 時代(とき)も景色も変わるけど
譲れないものが僕にはある
好奇心エンジンにして ドライブは終わらない

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著者「アンメルツP」について

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