おすすめVSTプラグイン紹介「KORG Collection M1(旧KORG Legacy Collection M1)」 | G.C.M Records

おすすめVSTプラグイン紹介「KORG Collection M1(旧KORG Legacy Collection M1)」

本日から10日間ほど連続で、
2017年夏コミ新刊『VST Lovers ~このVST(i)プラグインが熱い!~』
自分で書いたVST(i)プラグインのレビューを、宣伝を兼ねて
こちらに転記・紹介していきたいと思います。
20個レビューを書いているので、うち半分の10個の紹介となりますね。

実際に私アンメルツPがボカロ曲などの制作の際に
使っているプラグインの紹介となります。
使った作品についても、レビューの後半で触れています。

第1回は、今ちょうど(2017/8/20まで)半額セールをやっているので
まさに買いどきなこちらのプラグインからです。

第1回「KORG Collection M1」(ココ)
第2回「Omnisphere 2」
第3回「Orchestral Companion Strings」
第4回「Z3TA+2」
第5回「LinearPhaseGraphicEQ 2」
第6回「ATTACK KNOB(ABLETUNES KNOBS)」
第7回「T-RackS Stealth Limiter」
第8回「Refine」
第9回「Magic AB 2」
第10回「KORG Collection MDE-X」

プラグイン紹介

プラグイン名:KORG Collection M1(旧名:KORG Legacy Collection M1)

価格:4,980円
ビット数:64bit/32bit両対応
メーカー/開発者名:KORG

KORG Collection for Mac/Win – SOFTWARE INSTRUMENTS | KORG (Japan)

90年代初頭にヒットしたKORGのハードシンセ「M1」を
メーカー自らソフトシンセ化したもので、
5,000円以下という安価で手に入る(しかも定期的に半額セールをする)音源としては
破格のコストパフォーマンスを誇ります。

シンセ・鍵盤楽器から生楽器系、SEに至るまであらゆる音が
一通り水準レベルで揃っているため、これひとつを導入するだけで
いわゆる「MIDIっぽい」「イオンっぽい」とも形容される
初心者の音から一歩抜け出すことができます。

私が購入したのは10年以上前で、
導入当時はほとんどこれだけでオケを作っていました。

当時より多くの音源を手に入れた今でも、
ピアノやベルの「いかにも90年代的なキラキラした音」は
とても魅力であり、曲作りのうえで手放すことができません。
あの時代の音が好きな方はぜひ。

このプラグインを使用した作品

Night Light Dance 2008

歌唱:Sweet Ann

2006 年に制作したインスト曲をVOCALOID に歌わせて
2008 年に発表した作品で、
ボカロと爆発音SE 以外はすべてM1 で作っています。

この当時はミックスやマスタリングという言葉も知らなかったので
オケの構成音はほとんどシンセから出ている素のままです。
かえってどんな音が出るのか分かり易いかもしれません。

SMALL 1995 ROOMS

歌唱:鏡音リン・レン

こちらは2016 年に発表した、90 年代中盤の小室哲哉風の楽曲です。
ピアノ(プリセット名:Piano 16’)、うねうねしたベース(Acid3003Bass)、パッド(FrHrnWurld)、ベル(Digi-Tyne)の音にM1 を使用しています。

同人誌『VST Lovers』のご紹介

2017年夏コミ1日目で初頒布を行う新刊『VST Lovers』では、
「実際に作品に使用したVSTプラグインを、後から振り返ったときに
役に立ったと思うもの」
34名のボカロP・DTMerら楽曲制作者の皆様に紹介頂きました。

VSTプラグインの紹介文と共に、曲名・URLと
曲のどこにプラグインを使ったかという情報を多く掲載。
作品の大半は、ニコニコ動画やYouTubeなど
ネット上で無料で聴けるものとなっています。

「他の人はどんなプラグインを使っているのか?」という制作者の
疑問に、答えのヒントを与える一冊となれば幸いです。

↓クリックで特設ページに飛びます。

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著者「アンメルツP」について

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