宝島社より6/22発売『一番やさしい作曲入門』の監修を担当しました | G.C.M Records

宝島社より6/22発売『一番やさしい作曲入門』の監修を担当しました

はじめに

宝島社より発売されるムック
『ボカロPになりたい!一番やさしい作曲入門』という本の監修を、
私gcmstyle(アンメルツP)が担当させていただきました!

2021年6月22日(火)に発売されます。

ボカロPになりたい! 一番やさしい作曲入門│宝島社の公式WEBサイト 宝島チャンネル
https://tkj.jp/book/?cd=TD018007

「ボカロPになりたい! 一番やさしい作曲入門」表紙

この本について

「監修」って具体的には何したの?

全体の誌面構成について企画段階からのアドバイスと、
編集スタッフさんから上がってきた原稿を
「この用語は補足を入れた方がいい」「初音ミクNTはVOCALOIDじゃない」などの突っ込みを入れながら、
何百箇所か手直しを提案したり自ら書き直したりするお仕事をしました。

これからボカロPとして活動したいDTM初心者にオススメできる本になるよう、頑張りました!

思ったより手元で撮影した機材の写真がガッツリAmazonの宣伝商材に使われててビビります。
4月末に買ったiPadが早速仕事をしましたよ!

書名については出版社の意向で決まりました。
やはり2020年以降、ステイホームが叫ばれる世の中において、家でできる「DTM」という趣味は
改めて見直されるようになっており、
ボカロPの楽曲が大きく取り上げられる機会も増えていると実感しています。
そんな中、このような本の制作に携われたことはとても嬉しく思います。

Amazonより引用。自室の作業環境の写真を送ったらこうなりました。
ちなみに画面に写っているのは「WaveLab」(マスタリング用のソフト)で、これ自体は本書では取り上げていませんのでご注意を。
Amazonより引用。4月に買ったiPadが早速デビューしました。
写っているのは左が「Zenbeats」、右が「Mobile VOCALOID Editor」です。

本の見どころ

本の見どころとしては、ボカロ・作曲知識が少なかった編集スタッフさんが
実際に曲を作りながらその過程を本にしており、
無料DAW「Cakewalk」スマホ(iOS/Android両対応)のDAW「Zenbeats」の操作方法が
詳細に書かれているところです。

完成品も実際にYouTubeに上がっており、巻末のQRコードから聴けます。

私が知る限りはこうした無料DAWについて、インストールの方法から画面遷移まで
写真も多く使いながら、これほどページを多く割いた本は
商業誌ではあまり見かけないと思うので、貴重な存在だと思います。

ページ数は96ページとこの手の本にしては比較的コンパクトかと思いますが、
ムックなだけにA4サイズと大きな仕上がりであり、
インストール作業など、物理的にPCの横に置きつつ作業を進められるのもいいところだと思います。

ボカロPインタビューも掲載

また本の冒頭には、現在ご活躍されているボカロPの方3名

Mitchie Mさん @_MitchieM
みきとPさん @mikito_p_
八王子Pさん @8_Prince

のインタビューも掲載されており、こちらもファンの方には必見です!

本の性質上当然なことではありますが、「あの曲はどういう発想から誕生したのか」とか、
ボカロの特徴や想い、これから曲を作りたい方へのアドバイスなどに内容が寄っており、
参考になることが多いかと思います。

『ボカロPになりたい! 一番やさしい作曲入門』にインタビュー掲載! | Mitchie Mのブログ
https://mitchie-m.com/blog/information/vocalo-p-ni-naritai-mook/

おわりに

曲作りの基本の部分は、私が従来から繰り返してきた主張が並んでいる感じですが、
宝島社のムックという形でおそらくは普通の書店にも並ぶので、
新たに興味を持つ人もいるのではないかと思います。

編集スタッフさんはこちらのブログに掲載されている記事を見て私を知ったようで、
こうした地道な情報発信を続けていると、いろんな縁が生まれるものだなと実感しております。

趣味で作曲をしたい・ボカロPを始めてみたいという方は、ぜひお手に取ってみてください。

書名:ボカロPになりたい! 一番やさしい作曲入門
出版社 ‏ : ‎ 宝島社
発売日:2021年6月22日
価格:1,430円(税込)
判型:A4判
ページ数:96P

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著者「アンメルツP」について

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