90年代風の新曲「SMALL 1995 ROOMS」を投稿しました
最新フルアルバム『with you』から一曲投稿しました。
友達と好きな曲やアーティストを語り合ったり、
嫌いなヤツに聴いている音楽をバカにされたり、
そんな学生時代の思い出を振り返ったような楽曲です。
普通に作っても90年代っぽいと言われるので、
いっそ今回は思いっきり90年代TK風に寄せてみましたがいかがでしょうか。
それっぽい音とか空気感を目指して作っています。
例によってM1ソフトシンセ多数使用。
歌詞はラブソング風ですが、
ここに出てくる「君」はすべて「音楽」のことを想定して作っています。
でも普通のラブソングでも成立するはず。
サビにはちょっとダジャレ的なものを挟みつつ、
どっちかというとレンのラップパートが本音出てます。
調声についてはリンは比較的あっさりです。
V4Xの高音の伸びやかな感じと甘ったるさが本当に好き。
レンはラップ調声頑張りました。
今回のイラストは90年代風オムニバスCDのジャケットなど、
度々90年代ものをお願いしているアギさんです。
「夜の教室にラジカセ持ち込んで好きな音楽や悩みを語り合う鏡音」というオーダーでしたが、戻ってきたのはこんなシリアスでハイセンスな素晴らしいイラストでした。
コラボの醍醐味ですね。
ちなみに1995年というのは阪神淡路大震災や地下鉄サリン事件などで
日本が大きく揺れた年なのですが、CDが一番売れた年でもあります。
もう既に21年前のことであります…
著者「アンメルツP」について

アンメルツP(gcmstyle / 安溶二)
鏡音リン・レンなどを使用したボカロ曲を2008年から作り続けて15年目のボカロP。
音楽ジャンルに囚われず、キャラクター性を活かしたボカロ曲を主に制作しています。
楽曲ストリーミング配信、カラオケ配信(JOYSOUND/DAM)実施中。
主な著書に、作曲初心者向けの『ボカロビギナーズ!ボカロでDTM入門 第二版』など。