G.C.M Records by アンメルツP

ボカロP「アンメルツP」の活動記録サイト
鏡音リン・レンなどのVOCALOIDを使用したオリジナル曲やカバー曲を作っています。
ボカロ曲による同人CDや、作曲・DTM初心者のための同人誌も発行しています。

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アンメルツPの2015年私的ボカロ曲10選 #2015年ボカロ10選

2016年あけましておめでとうございます。
昨年は、前からずっとやりたかったいくつかの企画や目標を
実現できたので、それなりにいい一年だったと思います。
今年は個人制作を中心にオリジナル曲作りをがっちりやっていく予定です。

さて年明けになってしまいましたがボカロ界隈の年末恒例行事、
その年に聴いたボカロ曲のベスト10を発表する企画です。
「ボカロ曲」と銘打っていますが、UTAUを使った曲も入っています。
曲順は発表順に並べています。

2013年の10選:http://www.gcmstyle.com/2013/12/28/359/
2014年の10選:http://www.gcmstyle.com/2014/12/31/1408/

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調声参加「セーラー服戦争」

Becky. Pop Sound Reserch.の新曲です!

作詞:korumiさん、作曲:Beckyさん
イラスト:るみあさん、動画:あひるchanさん

ミク・リン・レン・ルカ・GUMI・Lily、6人全員の調声を担当しました。
悩みながら今を生き抜く6人の力を感じてください。

間違いなく今までのBecky.さんの楽曲の中で一番調声に力入れた作品です。
どの子も気合入れましたよ!
個性を出すために、6人の調声方法をそれぞれ微妙に変えています。

ミク(V3 VIVID)
GEN56。6人の中では唯一しゃくりを全く入れていません。
またピッチベンド変化も少なく、あえてベタ気味の無機質な感じを出しました。

ルカ(V2)
ああ見えてもトモエさんのシリーズと同じくGEN40です。
ピッチベンドとBRIの変化で、クールというか謎の上から目線を出しました。
あとVELを下げて少しハキハキとした感じにしています。

GUMI(V3 POWER)
GEN56。ビブラートを変化させて退屈感を出しました。(1番Bメロ)
DYN変化も文字ごとにして抑揚をつけています。
また、BREで破裂音を強調しています。かすれ声気味のシャウト。

リン(Append Power)
GEN56。6人の中で一番しゃくりを多く入れています。
サビは「鎖の少女 RinCage Style」など、うちの子ではおなじみのBRI127。
反抗期のもがいている感じを想定しています。

Lily(V2)
GENを細かく変化させていて、明るい声とドスの利いた声を使い分けています。
基本はGEN70~80くらいで、ルカさんとは別方向で大人っぽい感じに。
ヤンキー、スケバン(死語)っぽいイメージです。

レン(Append Power)
GEN51。音量変化に関しては比較的ベタに近いです。
リンと逆方向のしゃくり&振幅の大きいビブラートを入れて、
真面目歌唱ながら若干女々しい感じを出しています。

平常時のピッチベンドもきっちりな子とだいぶ揺れてる子がいるので、
合唱させたときに溶け込まない感じにできたと思います。

7/18のAct2生誕祭、今年は参加できないかな…と思ってましたが
この曲が上がったのでまあいいかなと思いますw
残念ながらリンレンはAct2じゃなくてPowerですが!
2番はリンレンのターンなのでぜひぜひ。

(´-`).。oO(にしても、レンほどセーラー服が似合う男子はなかなか探しても見つからないよね…w)

「スケッチブック・セイレーン」動画をアップしました

新譜『My Partners』より、
「スケッチブック・セイレーン」の動画投稿を行いました。

この曲は、sezuさんの小説『リンちゃんなう!SSs』 に収録されている
お話「転校してきた鏡音さんの歌声を独り占めしたい。」の
二次創作として作った楽曲です。

【ストーリー】

小説本編のその後の話を、想像して作ったものです。

みんなと仲直りした鏡音さんは、その後も歌の練習を重ねて、
ついに、人前で歌えるまで能力を制御できるようになりました。

そして、リリィ先輩率いるバンド「セイレーン」のライブで
シークレットゲストとして登場することになった鏡音さん。
友達やバンドメンバーと一緒に作り上げた、渾身の歌を歌います。

「――私のことを綴った歌です。大切に、聴いてください」

 

【曲調】

「リンちゃんなう!」と同じBPM200で作るというのと、
セイレーンのライブでの記述「激しく歪んだ楽器のサウンド」「重低音」から
高速のロックサウンドにすることは事前に決めていました。

最初はラップつきの高速ボカロック路線を目指していたのですが
作っていくうちに、DragonForceっぽいパワーメタルになりました。
とにかくベタに、ストレートに、ドラマチックにメッセージを伝える。
そういう曲作りが自分は好きなんだなあと改めて実感しました。

「高校生でこんな超速ツーバスや速弾きギターできる奴いねえよ!」
というツッコミは受け付けません。

歌詞はサビの「燃やし尽くして」をはじめ、
ところどころ小説のセリフや記述から引用させて頂きました。
機会があればネタバレ解説も書くかも。

ちなみに、イントロとAメロのコード進行の仕方は
「リンちゃんなう!」のサビ(?)と完全に同じなので、
イントロ部分で「リンちゃんなう!」のサビがそのまま歌えます。

 

【どうしてこうなった】

ボカロ曲から小説を作るのであれば、逆にボカロ小説から
曲を生み出しても面白いのではという単純な発想です。

この話は『リンちゃんなう!SSs』の中で一番好きなストーリーで、
しかも、リン、GUMI、Lily、がくぽ、BIG-ALと、
小説でキーになっている登場ボカロを持っていたので
これは自分がやるしかないと。

このツイートのフラグを回収した形ですね。

元々ニコニコには「VOCALOID小説派生曲」というタグができるほど、
既存の小説やライトノベルからインスピレーションを
受けて作られた楽曲がたくさん存在します。(現在150曲ほど)
有名なものでは、sasakure.UKさんの「タイガーランペイジ」(元ネタ:山月記)などがあります。

だから、別にボカロ小説が元の派生曲があっても
やってることは何も変わらないのかなと思いました。
そもそも元をたどれば、楽曲「リンちゃんなう!」は
sezuさんのツイート(=文章)から生まれたわけですしね。

今までこういうアプローチの作品があまりなかったのは
おそらく他のボカロPがボカロ小説をあまり読んでいない
ためだと推測しています…w
まあ、普通は自らの世界観でオリジナル曲作りますからねえ。

「商業小説という正解が出ることで、二次創作が萎縮するのでは?」の
反証例を出したかったという思いもあります。
(まあ、これはカゲプロがとっくに反証例になってる気もしますが…
 ここを深く考え出すとコラム一本書けそうな内容ですね)

『リンちゃんなう!SSs』の場合は、
各章が独立したショートストーリーになっているので
そういう意味では作りやすかったです。

ちなみにこの小説、ボカロ小説と呼ばれるものの中で
「ボーカロイドという存在をテーマの中核に置いている、
 ある意味正しく『ボカロ小説』をしている小説」だと思っています。
なので「ネタ曲を小説化する意味あるの?」なんて
疑問に思っている人にこそ読んで欲しい小説ですね。

 

 ※一応、sezuさんをはじめとする関係者の確認は頂きましたが
 あくまでこの曲・動画は二次創作のひとつであり、
 小説の「正しい解釈」を表すものではないという
 ことは書いておきます。

 

【次回予告】

次の曲は、前にブログに書いたカゲプロ楽曲のカバーになりそうです。

連続で二次創作となりますが、ボカロの面白さを伝えるには
必ずしもオリジナル曲である必要はないと考えています。
普段の何倍も調声に手間をかけた作品になりましたので
こちらもぜひ公開したら聴いて頂けると嬉しいです。

調声参加「おなごとは恐ろしき生き物なり」

Becky.さんの新曲に、がくっぽいどとLilyの調声で参加しました!
作詞と動画はおなじみのkorumiさん、イラストはるみあさんです。

そもそもアンメルツ家に実在するかを疑われたり、Annのヒモ説が度々出るなど
不憫な扱いを受け続けてきたがくぽですが、今回は仕事がっつりやりました。
歌う内容はやっぱり不憫だけどな!
楽しい曲に仕上がっていますので、ぜひ聴いてみてください。

【技術的な話】

基本的にはいままでの曲の他のボカロと同じような調声を行っていますが
けっこうボカロエディタ上でしゃくり上げても自然に歌ってくれるのが特徴ですね。
2サビの「福沢諭吉」に至っては1文字ずつほぼ全部しゃくり上げていますが
あまり違和感ないと思います。

聴きどころは、2サビの後の心の叫びですねw
リバーブはBeckyさんがミックス時に後入れのですがいい演出になったと思いますw

Lilyにも、前からやりたかった「ちょっとチャラいギャルっぽい調声」が
できたので満足しています。

あと、今回は今までにないくらいビブラートの種類を要所要所で変えています。
ビブラート設定「Extreme」は声の揺れが激しいので一般的には使い所が難しいのですが
こういうコミカルでキャラを強調する歌には感情を出すために向いています。

なお、がくぽとLilyは両方ともV2エンジンのものをV3エディタ上で調声しています。

【宣伝】

この曲に加え、調声で参加した「純情ハービヴォー」や「妄想ナルシスト」を含む
Becky.さんのセカンドアルバムが、3/2開催のボーパラ関西で頒布されます!
頒布スペースは「E-13」の「こるみあ!@恋には奥手☆」です。

私の個人サークル「G.C.M Records」(E-14)の隣なのでわかりやすいと思います。

当日は「純情ハービヴォー」の本人達による同人誌なども頒布されるようなので
ぜひチェックしてみてくださいね。

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