G.C.M Records by アンメルツP

ボカロP「アンメルツP」の活動記録サイト
鏡音リン・レンなどのVOCALOIDを使用したオリジナル曲やカバー曲を作っています。
ボカロ曲による同人CDや、作曲・DTM初心者のための同人誌も発行しています。

LATEST NEWS

カゲプロ二次創作CDシングル『Number One』頒布中です

こちらもTwitterなどでは既に告知をしていたのですが、
BOOTHでの頒布が始まりましたので改めてブログ記事としても書きます。

去る4/30に開催された「超ボーマス34」(2日目)と、
5/4開催「メカクシ団活動日誌7冊目」にて、
カゲプロのキド(木戸つぼみ)をイメージした
3曲入りの二次創作同人CD(※非公式)『Number One』を頒布しました。


(ジャケットクリックでディスコグラフィー内の特設ページヘ)

カゲプロの二次創作同人CDは昨年制作した『モウテントリビュート』に続き二度目です。

3曲とも小説や漫画・アニメを見返しながら楽しく作りました。
カゲプロがお好きな方も、ルカさんがお好きな方もぜひ手に取って頂けると嬉しいです。

ジャケットは「人形館解放作戦」でお世話になった、れいさんに今回も描いて頂きました。

 

クロスフェード

各曲紹介

01.「ラストミッション」…小説4巻の「カゲロウデイズ」命名シーン

「キドさんが好きそうな曲調で作ろう」というのが第一で、
洋楽のグランジっぽい曲調を目指しました。
ドラム打ち込むのが楽しかったです。
プラスそれに後半の加速するところはTHE BACK HORNっぽいイメージです。

02.「スクランブルエッグ記念日」…アジトで朝食を作ってる風景

以前Twitterのフォロワーの方からリクエスト頂いた
「ゆったりとしたボサノバが聴きたい」に応えたものです。
音を足して盛り上げたくなるクセをぐっと抑えてBGMとして聴ける感じを心がけました。
ちなみに間奏部分の口笛もルカさんの声です。

03.「One to Three」…カノに対して普段思っていること

ずばり「本家様『夜咄ディセイブ』の『あの印象的なファンクギター』っぽい音色を取り入れつつ全く別の曲を作る」がコンセプトでした。
ずっと曲の間左で鳴っている音がそれです。
プログレッシブハウスのサンプリング素材を多く使ったので多分ジャンルはハウスです。

なお、全てVOCALOID「巡音ルカV4X」がメイン歌唱です。

通販

アリスブックス様 通販ページ

BOOTH 通販ページ

通販以外では、引き続きボーマス、夏コミなどの同人イベントで
頒布していきます。
大々的に頒布するのは10月のカゲロウパラダイス2ですね。

余談ですが、昨年のモウテントリビュート以降、カゲプロで音楽二次創作しているサークルが
ずっとうちしかいない状態だったんですが、ついにこの間の「メカクシ団活動日誌7冊目」で
うち以外にもCDを頒布するサークルさんが現れました。
1サークルが!!2サークルに!!!(倍増)

それからメ活誌7冊目はステージ企画も楽しかったです。
カゲプロもまだまだ楽しんでいきたいと思いますので今後もよろしくお願いします。



鏡音レンで「美しい名前」カバーを投稿しました

声に出して読みたい、鏡音リン・鏡音レンという名前

【鏡音レン】 美しい名前 / THE BACK HORN 【アレンジカバー曲】


「J-POPカヴァー祭り2015」
に参加しました。3年連続です。
私が一番好きなバンド、THE BACK HORNの「美しい名前」をカバーしました。
ボカロPを始めてからずっとやりたかったカバー曲です。

世界は二人のために回り続けているあの曲です。
バンドを知らない方でも、MAD作品などで聴いたことがある方も
いらっしゃるかもしれません。
後世に残したいスタンダードな名曲だと思います。

原曲ファンはもちろん、鏡音好きの方にもぜひ聴いて頂きたい一曲です。

 

続きを読む >>>

『モウテントリビュート』クロスフェード&個別楽曲公開!

特設ページやTwitterでは以前から告知しておりましたが、
カゲプロ二次創作CD『モウテントリビュート』のクロスフェード動画を
12日に公開しました。

 

また、19日に個別楽曲4曲を一斉にアップしています。

 

 

4曲はジャンプスクリプトを設定して他の収録曲に飛ぶようにしてますので
どの動画からご覧になっても収録曲全てをお楽しみ頂けます。

 【クロスフェード動画について】

「CDの曲順通りに曲を流さない」ということを初めてやりました。
本家様のクロスフェードを意識した構成ということもあるんですが、
CDのコンセプトが伝わりやすいものを前に持ってきて、
熱心なファン向けのを後ろに回そう」という意図もありました。

【「人形館解放作戦」について】

「コバルトダイアリー」のほうがバンドサウンドなので、こちらは打ち込み系です。
サンプリング音源やループ素材をゴリゴリ組み合わせて作りました。
曲調自体は、ドラムンベースやらガバっぽい要素やらダブステップっぽい何かが
色々入り組んだ感じですが、メロディはあくまでポップなものとなっております。
結構ハチャメチャな展開ですがお気に入りの一曲です。

巡音ルカV4Xのグロウル機能で「ギャアアアア」と叫ばせたり、色々遊びました。
曲の締切設定が3/20で、ルカさんの発売日が3/19。突貫でしたが楽しかったです。

あとタイトルの「人形館解放作戦」は、
「(モモを)人形館(から)解放(するための)作戦」
「(キドが)人形館(から)解放(されるべく必死になる)作戦」
ダブルミーニング的なアレです。

「人形館解放作戦」の歌詞はこちらからどうぞ。

とらのあな様でCDの通販が始まりました。
遠方の方、メ活誌まで待てないという方はこちらをご利用ください。

今のところカゲプロファンの方の反応が良くて嬉しいです。
原作に敬意を込めつつ、ファンに受け入れられるものをと頑張ってきました。
超会議やメ活誌などでお届けできる日が楽しみです。

『モウテントリビュート』曲目一覧&ジャケット公開

 超ボーマス、M3、メカクシ団活動日誌などで頒布する
カゲプロ二次創作同人CD『モウテントリビュート』の
ジャケット画像と収録曲一覧を特設ページで公開しました
イラスト制作者の割り当ても発表しています。

ジャケットとB6歌詞カードをセットで頒布します。
両者ともイラストは7:24さん、デザインはGYARIさんです。
格好いい感じに仕上げて頂きました!
ジャケットと歌詞カードのリンクなどをお楽しみください。

収録曲はオープニング、エンディングを含め全9曲です。
私自身はオープニング曲「モウテンプレリュード」、2曲目「コバルトダイアリー」、
3曲目「人形館解放作戦」の各作詞作曲に加え、6曲目「幸せの探しかた」の作詞、
エンディング曲「ツギノメトリビュート」のVOICEROID調声も担当しております。

「コバルトダイアリー」は、ヒダリガワさん、みなるP、rokugatsuさんと
4人で歌詞を書いて調声をするという、がっつりコラボな楽曲です。
某曲を彷彿とさせるような高速ロックで、熱いメッセージ、メロディは明るめな感じです。

 「人形館解放作戦」は、「キドさんが遊園地のお化け屋敷で震えている曲」という
テーマが一番よく曲を表してるんですが、平歌で冷静な感じだったのが
サビで高速歌唱でパニックになる感じの高速ダンス楽曲です。
巡音ルカV4Xにさっそく歌わせています。

「幸せの探しかた」は他人が書いた曲に歌詞を書く、という
自分の中では珍しいコラボでした。
rokugatsuさんの暖かいロックの曲調に載せてハートフルな歌詞を書きました。
調声はヒダリガワすらっしゅさん、歌はZOLA ProjectのYUUです。

いつもと違うことも色々とやっているのはやっているんですけど、自分の担当曲は
「たくさんのボカロによる熱い合唱」と「巡音ルカさんがバタバタしてる曲」と
「家族愛とか歌うハートフルな路線」(作詞)なので、
案外そこは普段の路線とあんまり変わらなかったりします。

各曲、ファンの方々に受け入れて頂けるよう、
楽曲&イラスト制作者のメンバー一同心を込めて作りましたので、
どうぞよろしくお願いいたします。
後日クロスフェード動画なども公開する予定です。

また、4/25の超会議1日目、4/26のM3、5/4のメカクシ団活動日誌での頒布のほか、
4/26の超会議2日目で少部数ですが委託頒布させて頂くことも決定しました。
委託先はGYARIさんのサークル「GYARISUTA! VS 10分以上変拍子生演奏」(う03,04)となります。

CDの本体は本日無事に入稿しました。
引き続き歌詞カードの入稿に向け諸々の作業を進めていきます。

カゲプロ二次創作同人CD『モウテントリビュート』始動します

4月下旬以降頒布を行う、新しい企画CDの情報を解禁しました!

「カゲロウプロジェクト」二次創作同人CD『モウテントリビュート

特設ページ→http://www.gcmstyle.com/mouten/

小説・漫画『カゲロウデイズ』、アニメ『メカクシティアクターズ』から着想を得た、
本家様が楽曲で描いていない「盲点」のシーンを中心に、
二次創作楽曲を制作し、CD+ブックレット(歌詞カード)で頒布するという企画です。

具体的には、「キドが遊園地のお化け屋敷で震えている曲」や
「ヒビヤ&ヒヨリが都会に出るまでの曲」などです。
このCDの主な対象は、上記が何を意味するかわかるカゲプロファンの方ですが
知識がなくても、純粋に曲としても楽しめる感じになるかと思います。

ブックレットには、全曲に楽曲をイメージした描き下ろしイラストを収録します。

頒布イベント
4/25(土)「超ボーマス31」
4/26(日)「M3-2015春」 ※超ボーマス31の二日目でも委託頒布を検討中
5/4(祝)「メカクシ団活動日誌5冊目」

メ活誌4冊目開催前から、5冊目があればそこで出すことは決めていたのですが、
時期的に1週間前に超ボーマスがある日程となり、
超ボーマスで「新譜は来週です」って言うのもどうかと思ったので
初頒布は超ボーマスとなります。

制作陣
【楽曲制作】
アンメルツP(主催)、ヒダリガワすらっしゅ、みなるP、rokugatsu

【楽曲参加ゲスト】
攻(ボカロ調声)

【イラスト制作】
7:24、眼帯ウサギ、紅宮もも、涼、腹筋、mikuma、もげこ、れい

【アートディレクション】
GYARI  ※「メカクシ団活動日誌4冊目」紙カタログデザイン

【マスタリング】
Shibayan

今回、楽曲制作者は4人という少人数です。
ユニットでアルバムを作ろうということで、「作戦会議」と題して
実際にリアルの場で打ち合わせして曲のアイデア出しなどを行っていました。

去年5月に上げた「『グルーヴコースター』とカゲプロ楽曲の相性が良い理由」
という記事で、ボカロPとしてもカゲプロの創作の輪に加わりたい、ということを
少し書いたのが、ようやく形にできそうな気がします。

中高生から見るとエネミーかもしれないもう若くない年で、
カゲプロ関連のツイートとかは普段控えめですが、
「アヤノの幸福理論」を英詞カバーしたり、昨年のじんさんのライブに行ったり
楽曲レビュー同人誌で『メカクシティレコーズ』の考察記事を書いたりと
色々と思い入れのあるとても好きな作品です。

なお、この同人CD企画は個人主催による非公式ファン活動であり、
カゲプロ公式企業・団体とは一切関係ありません。
同人誌における絵や文章という表現手段が、
この企画では音楽になっているものとお考えください。

この目で作品に正面から向き合い、
自分なりに原作への愛情を表現していきたいと思います。
カゲプロに関してはまだまだ未熟者ではありますが、よろしくお願いします。

ライブ充した話と、『DAIM Append 2』告知

12日にTHE BACK HORNとGOING UNDER GROUNDの対バンライブ
そして今日15日に、夏コミに少し顔出した後、
じんさんのカゲプロ楽曲ライブ「MAKE a MEKAKUCITY」に行ってきました。

1週間に2回も渋谷に顔を出す(それぞれ別の人のライブ参加で)という
私的に非常にレアな週ですw

12日のライブはコンセプトとして、二組が初めて出会った2002年頃の曲が中心。
『人間プログラム』に衝撃を受けた私としては楽しみにしていました。
そのTHE BACK HORNは、期待通りに初期曲を多めに演奏。
でも新曲もありつつ、要所で盛り上がりのポイントを押さえた感じでした。
「8月の秘密」や「コバルトブルー」はこの時期に聴いてこそですね。

GOING UNDER GROUNDは「ミラージュ」「トワイライト」はもちろん、
最近の名曲「LISTEN TO THE STEREO!!」を盛り上がりのキーとして
長くやってくれて嬉しかったです。

しかもアンコールは山田さんも参加したゴーイング「俺たちの旅」。
貴重なセッションが聴けました。

渋谷クラブクアトロで、参加者は約700人とのこと。


 「MAKE a MEKKUCITY」のほうは「楽しかった」という一言に尽きますね。
ホールライブだったけど想像以上に盛り上がりました。

こちらは渋谷公会堂の8~9割くらいが埋まってたので
席数から考えて1500~2000人くらいの参加者でしょうか。

思ったより男性比率が高くてひとりぼっちを壊せました!ありがとうございます。
2階席から見た限りでは25~30%くらいの男性率だったと思います。
ぶっちゃけこれなら12日に行ったライブと同じくらいです。
たぶんLiSAさんやLiaさんのファンで見に来た方もいらっしゃったのかな。

メカクシ団がMCを取り、巨大スクリーンでPVを流しつつ
アニメ『メカクシティアクターズ』に流れた主題歌挿入歌のボーカルが
代わる代わるライブを展開する形式でした。

4番バッターばかりの打線という感じで腕が死にかけましたが
中盤、奥井亜紀さんの「アヤノの幸福理論」と「シニガミレコード」にはすごく癒やされました。
あと途中3Dモデルのエネによるライブ演出があったりなど、色々凝った作りでした。

こちらのライブは、かなりの人がサイリウムを使用していました。
短い間で、曲調は共通点もありつつも
まったく違う文法のライブを見れたのは興味深くて面白かったです。


 私も所属している楽曲レビューサイト「DAIM」が、夏コミで新刊を頒布します。
そこで、カゲプロ特集が組まれています。

DAIM Append 2 [Web Music Contents Review Magazine] Summer, 2014

私は 『メカクシティレコーズ』のアルバムレビューを4ページ書きました。
周囲の絵師さんのハマり方から、キャラクターソングとしての完成度に注目し、
個別楽曲、アルバムの流れを分析しました。
私の中でのカゲプロに対する、ここ1年の思いを集積しています。

個人的になかなか上手くまとまった文章になったと思っています。
もうちょっと長文が許されるならば、THE BACK HORNとじんさん楽曲の関連性も
書きたかったのですが、それは別の機会にということで。

『DAIM Append 2』は、夏コミ3日目の私のスペースでも委託という形で頒布しますので
よろしくお願いします。

それを含めた、夏コミでの頒布物一覧はこちらです
スペースは、ラ-07b「G.C.M Records」となります。久々の誕席です。
当日お会い出来る方はどうぞよろしくお願いします。
マナーを守って楽しいコミケを。

■夏コミ新作グッズ「ボカロビギナーズ!卓上スケジューラー」詳細はこちら
■7月発行の最新刊『ボカロビギナーズ!extend』詳細はこちら
■最新フルアルバム『My Partners』詳細はこちら
■その他、最新サークル情報はコミケのWebカタログページにて

「アヤノの幸福理論」MEIKO V3 Englishカバーを投稿しました

 

先日の日記で予告した、カゲプロ楽曲のカバーを投稿しました。
MEIKO V3 Englishで「アヤノの幸福理論」のカバーです。

クリプトンファミリーの中では一番最後にMEIKOをお迎えして
まず始めにやってみたかったのがこの曲のカバーでした。
赤だったり、お姉さんだったり、0だったり、キーワード的にアヤノと共通するものがあって。
歌い上げるバラードは、MEIKOに向いているだろうなということで挑戦してみました。
カバーでVOCALOIDの物語というものも表現してみたかったのです。

調声に関しては、カゲプロのストーリーを詳しく知らない方にも
VOCALOIDの歌唱だけで響くものができないかと、
MEIKO V3の持っているポテンシャルを最大限に出したつもりです。

今回、オリジナル曲をひとつ作るくらいの時間を調声にかけました。
静かな歌い上げから絶叫まで、いろんな感情表現を楽しんで頂けると幸いです。

自分のボカロPとしての原点のひとつである、
6年前のメルトやサイハテの英語カバーを作ったときを思い出しながら楽しく作りました。

MEIKO V3 Englishの英語DBとしての使用感ですが、
率直な感想は「ついにSweet Annに並ぶ使いやすさの英語ボカロが出た!」です。
パラメータの操作に素直に反応してくれるうえに、
GENやBRIの次第ですごく繊細な声から太い声まで出せます。
そのうちオリジナル曲も作ってあげたいですね。

イラストを描いて頂いたもげこさんには、
「あくまでボカロのMEIKOで」ということでお願いしました。
マフラーやナンバリングなどのキーになるものはこちらから提示しました。
すごく綺麗で温かみのあるイラストに仕上げて頂いたと思います。

本家はこちら。

英訳歌詞は、JubyPhonic Pさんのものをお借りしました。

また調声にあたっては、rachieさんの歌唱を参考にさせて頂きました。

 

【次回予告?】
これからボーマスまで関わった作品がちょくちょく投稿されるかもしれません。
色々裏で制作など進めていますので、公開になった際はまたよろしくお願いします。

また、来週末の6/29は名古屋で行われる「鏡音PARADISE3」に参加します。
初頒布の作品はありませんが、地元の方などはぜひお立ち寄りください。
頒布物一覧はこちらです。

『グルーヴコースター』とカゲプロ楽曲の相性が良い理由

Twitterタイムラインの熱心なファンに比べるとハマっているとまでは言えないですが
カゲロウプロジェクト、それなりに楽しんでいます。

・CDはTSUTAYA DISCASで2枚レンタル
・小説版は5巻全て読んでいる
・漫画版は未見
・アニメ(メカクシティアクターズ)は最新の5話まで視聴済み
  ※そもそもアニメを追いかけて視聴するというのが、『C』以来3年ぶり
・オンリーイベントは昨年9月と今年5月に参加

私はボカロ以前に音楽原理主義者みたいなところがあるので、
音楽が原因で人が対立するのを見るのが大嫌いです。
争ってる暇があったら良い所を見つけて楽しもうというスタンスでいます。

さて、私がカゲプロを楽しめている理由のひとつとして、
上記に挙げた『グルーヴコースター』の存在があります。

最初のバージョンがiOSで無料公開されたときから
気軽に遊べる音ゲーとしてiPod Touchで楽しんでいましたが、
アーケード版がリリースされて、今はそちらをメインに遊んでいます。

このグルーヴコースター、最初のバージョンはタイトーによるオリジナル曲が中心でした。
シンセを多用した打ち込み系の楽曲が中心で、サイバーなゲームの外見によくマッチしていました。
だからiOS版の『グルーヴコースターゼロ』に版権曲が入った時に、ちょっと疑問に思っていたんですね。
「これは曲とゲームの世界観が合わないんじゃないか?」と。
「ゼロ」は版権曲を課金購入する仕組みだったので、そこで少し離れたところがありました。

ところが改めてアーケード版で遊ぶと、全くそうではなかった
むしろこのグルーヴコースターというゲームのシステムと外観は、
曲の世界観に浸るために大きな役割を果たしている、と考えるようになりました。

『beatmania』などの音ゲーは、落ちてくる譜面を決められた場所で叩くものであり、
PVはあくまで独立して存在するものでした。
それはボカロ曲が多数収録されている『SOUND VOLTEX』でも同様です。

『Project DIVA』は画面上を譜面が縦横無尽に飛び交い、それを活用した演出も 確かにありましたが、
譜面とバックのPVとはやはりある程度独立した存在だったと思います。

一方このゲームは、以下の3点から、かなり柔軟な譜面配置や演出が可能となっています。
・コースに沿って自機が進んでいき、迫ってくるオブジェクトを叩いているような演出
  (公式サイト曰く「レースゲームさながら」)
・オブジェクトの色や出現方向は自由
  (色に関係なく、叩いたり矢印の方向に倒したりする判定方法)
・カメラワークも自由

その結果起こったことは、
曲の世界にそのまま入り込むことができるゲーム譜面の実現でした。

分かりやすいのは、こちらの動画でしょうか。

原曲はこちら。同時に再生してみてください。

想像以上に原曲PVとのシンクロ率が高いことがわかります。
(「やりかけてたゲーム」がiPadっぽいものに変わっているのはご愛嬌ですねw)

サビでは、右方向に駆け抜けながら斜め上から高速で降ってくるオブジェをさばくという
疾走感があり、ゲームとしても難易度が高く緊迫する演出がされています。

これはカゲプロ楽曲に限らず、他のボカロ曲や版権曲でも同じような感じです。
「裏表ラバーズ」では全体的にモノクロに統一されていたり、
「千本桜」での、自機が通ったコースで日の丸を作る演出とか、
「マジLOVE1000%」での、メンバーのイメージカラーに合わせた譜面の色とか…。
「サマータイムレコード」に至っては、「グルーヴコースターによるPV作ってみた」とも いえるくらいの胸にじーんとくる総集編的な演出がされていたりなど。

どの曲もスタッフがよく聞き込んで、意図を汲んだ「非常にわかっている」
譜面を作っているように見受けられ、収録曲の作者はすごく幸せだと思います。
とりわけ、カゲプロをはじめとする物語性のある楽曲と非常に相性の良いものとなっているのが、このゲームのシステム&外観の特徴だと思っています。

余談ですが、最近追加された「アウターサイエンス」が隠し曲でしかも難易度10という
ラスボスに位置づけられているところなども、よくわかってると思います。
たまに音ゲーでは「この曲ボスっぽいのに最高難度じゃないのかよ!」とか
「あの曲の続編なのに難易度下がってるけどいいの?」とか突っ込みたくなるような
ことが多々あったりするので…。

『グルーヴコースター』は、曲と映像をゲームとして一緒に楽しむという音ゲーの楽しさを、
さらに一歩進めたものなのではないかと思います。

まあでも、ボタンが2個しかない(iOS版はタッチのみ)仕様上、
高難易度は得てして覚えゲー化するのはメリットでもデメリットでもありますね。
私は高難易度に燃えるタイプなので、
クリアするために曲リピート→さらに曲にハマるという好循環のパターンになっています。
もちろん難易度低い譜面も充実しているので、ゲーセンで見かけたら一度遊んでみてください。

そんなカゲプロではありますが、悔しいのは音屋としてこの盛り上がりになかなか参加できないことですね。
いやオリジナル志向の方は、他の作品向いてないで自らの世界観を曲で発信してファンを集める方面に行くのでしょうが、私はそうではない人間なので。

 

オンリーに音作品で参戦するのは、やはり絶対的なハードルが存在します。
他方、ネット上を見ると、「daze」のオケが公開され、それをもとに
歌ってみたやボカロカバーが多数投稿されるなど、盛り上がっています。

私もアルバム制作が落ち着いたので、アニメが終わるまでに
1曲ボカロカバーしようと思っていま作ってるところです。
最近は自分の中でなんか1周回って、「ボカロを調声して、自分好みに歌わせるのが一番楽しい」という原点のようなところに戻ってきました。
以前より何倍も手間かけてパラメータをいじっています。

何の曲で、ボカロが誰なのかはお楽しみに。

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