アンメルツPに関するFAQ(「ザ・インタビューズ」アーカイブ)

G.C.M Records by アンメルツP

ボカロP「アンメルツP」の活動記録サイト
鏡音リン・レンなどのVOCALOIDを使用したオリジナル曲やカバー曲を作っています。
ボカロ曲による同人CDや、作曲・DTM初心者のための同人誌も発行しています。

アンメルツPに関するFAQ(「ザ・インタビューズ」アーカイブ)


最近完全に放置状態で申し訳なかったので、
質問サイト「ザ・インタビューズ」を退会しました。

頂いた質問と回答は保存したので、こちらに掲載しておきます。
これを見れば、私のことがわかるかもしれないしわからないかもしれません。

※ブログ掲載にあたり、一部加筆修正などを行っています

本文は「続きを読む」からどうぞ。


Q.座右の銘など、あなたの好きな言葉はありますか?

A.
「なるようになる」
「現状は受け止めて、楽しい未来のことを考える」
「地に足をつけて歩いて行く」

Q.どんな学生時代でしたか? 思い出話などを聞かせてください

A.
ほぼ毎日のように大学近くのゲーセンに通っては音ゲーばかりやってました。
ネットや曲作りを始めたのもこの時期です。
今に続く色々なものを得たと同時に、失ったものも大きいかもしれませんw

Q.社会人になりたての頃のエピソードなどを聞かせてください

A.
初めての給料でMIDIキーボードとSONARの安いやつを買って、
フリーソフト作曲生活から抜け出しました。
結局ボカロに手を出すまでは社会人生活に慣れるためスローペースな活動になりましたが…

Q.鏡音さんたちへの愛を思う存分綴ってください

A.
ふたりをとりまくみんなの暖かさが大好きです。
日々紡がれるストーリーに、刺激を受け続けています。

自分のパートナーとしては
リンは自分の理想を投射してくれる存在。
レンは自分の現実を代弁してくれる存在。
ちょっと生意気だけど、そこが好き。
いつも歌ってくれてありがとう。

Q.
ロックからピコピコまでさまざまな曲をお書きになられますが、
一番得意な分野はどれになりますか?

A.
得意かどうかわかりませんが
作ってて一番楽しいのは四つ打ちのハピコア・SPEED系ですね。
元々音ゲーの影響が大きいので…
曲名で言えば「トモエ」「ユメノカケラ」「ユメノハジメ」「Morning Light Dance」あたりです。

Q.リン味のみかんとレン味のばななならどちらを食べたいですか?

A.え?そんなことよりすぐそばにリンレンがいますのでそっちをたべ(ry

Q.読書好きですか?なにかオススメの本があれば教えて下さい。

A.
中学高校のころは学校の図書室に通っては
ブルーバックスの本を片っ端から借りてゆく人でした。
最近だとノンフィクションとか実用書、音楽関連の参考書が多いですね…

サッカー好きなので「オシムの言葉」には感銘を受けました。
サッカーファンでない方にもいいドキュメンタリーだと思うのでおすすめです。

音楽関係だと、一般流通ではありませんが
DJ TECHNORCH氏の「読む音楽」はめちゃくちゃ良かったです。

Q.今までで一番くやしかったエピソードを教えてください

A.デルタ航空のクオリティを事前に見抜けなかったことです

Q.ヨコヨコですか?

A.よっこよこにしてやんよ

Q.
だいたい一月に何曲くらいの曲をききますか?
また、そのなかでボカロ曲は何曲くらいですか?

A.
新曲という意味でしたら、いまは大体月に50~100曲くらいかと思います。
自分の曲を作るのに忙しい時期はこれより数が減ります。
イベント後はアルバム流して聴いたりするので数が増えます。

・週間VOCALOIDランキングで気になった曲
・鏡音新曲ランキングで気になった曲
・知り合いの曲
は一通りチェックしていますので…

大体7割以上がボカロ曲(の原曲)です。
残りは音ゲーの曲、J-POP、歌ってみたなどですね。

Q.ボカロは他ジャンルにどんな影響を与えたと思いますか?

A.
ここでいう「ジャンル」は音楽の分類ではなくて、
同人的な意味だとして話を進めます。

ネット上に二次創作を発表することの敷居自体を低くしたというのが
一番大きい影響なのではないかと考えています。

良い楽曲が良いイラストを生み、それが新しい楽曲の動画に使われる。
自分が一緒に作り上げている感覚。(創造主があちらこちらにいる)
二次創作を推進するピアプロという場や各版権元のスタンス。

これらがあり、ボカロでは積極的に新しい作品が生まれていますが
それに限らず、趣味的な創作物をネット上にオープンの場で発表するということの
抵抗を少なくすることに、少なからずボカロは貢献していると思います。

ただその裏返しとして、同人における暗黙のルールや、作品発表におけるリスクを
十分理解しないままに他ジャンルの二次創作を行ってしまうケースも見られます。
なかなか難しいですが、これに関しては知識や経験のある人間が
地道に啓蒙していくしかないのかなと思います。

Q.コンピをプロデュースしようと思ったキッカケは何ですか?

◆cheeRfuL
リンレンSNSのメンバーでCDを作って、
お世話になっているSNSに貢献できたらいいよね!と思ったのがきっかけです。
日記にその思いを書いたら、賛同する方が沢山いらしたので
そのまま制作進行を担当することになりました。

◆kagamination
去年9月の鏡音オンリーイベントの打ち上げの席、イベント運営に携わった方もいて
そこで次回の日程がぼんやりと決まりそうな感じだったので
それに合わせて、イベント自体が盛り上がるような何かをやりたいと思いました。
時期的にAppendも出るし、今までの総決算にして新たなスタートみたいな企画に
なればいいなと思ってスタートさせたのが「kagamination」です。

Q.コンピをプロデュースする際の苦労話をお聞かせください。

kagaminationの場合は参加人数が多いうえ、
連絡がつきやすい手段も人によって様々(SNS、pixiv、Twitter、メール等…)だったので
同報ひとつ送るのもなかなか大変でした。

Google ChromeでSNSの「誰々にメッセージを送る」ページを全員分ブックマークして
フォルダでまとめて管理をしていました。

EXCELは仕事よりも使ったような気がしますw

Q.作りたいけど作れない曲ジャンルってありますか?

A.
◆民族調
◆クラシック、オーケストラ系

この2つは一度ちゃんとやってみたいと思っているのですが
自分の音楽知識が追いついていないのでなかなかそれっぽくなりません…!
表現の幅をもっと広げたいです。

Q.世界最後の日に読みたい漫画ってなんですか?

A.「リンちゃんなう」を読んでニヤニヤしながら笑顔で逝きたいです
(※執筆当時は同人版。商業版も買いますよ)

Q.きのこたけのこ どっち派ですか?

A.
この戦争ッ…!
どっちが勝ったとしても…!
本当に得をするのは、親元の明治製菓なんだ…!!

最後までチョコたっぷりな奴らとか…
1粒で300mも走れるバケモノとか…
そういう相手に立ち向かっていかなければならないのにッ…!

てなわけで、ネタとして楽しんではいるのですが
どちらもスタッフが美味しくいただいております。

Q.調教のしやすさとか曲の作りやすさという観点から、
手持ちのVOCALOIDに順番をつけるとしたらどうなりますか?

A.
※個人の感想であり、商品の効能を確約するものではありません

1位 鏡音リン
声に芯があるので加工がしやすいです。
基本的に自分の理想を投影した存在なので、可愛い曲だったり
物語音楽の皮をかぶったメッセージソングだったりはすごく自然に妄想できます。
全体的に高音で、激しいメロディーの上下動もある自分の曲作りのやり方にも
相性が良いみたいです。

2位 Sweet Ann
本当に素直な子で、発音記号、ピッチの変更など柔軟に対応してくれます。
高音もC5くらいまでいける!
「Never Afraid」のラップは彼女にしかできないと思います。
VOCALOID2最初期に出たにも関わらず未だに性能はトップクラスだと感じています。
問題は英語の歌詞を作るのにはそれなりの体力と精神力が必要ということですね…。
なのであまり曲が量産できないのです。歌わせたいテーマは沢山あるのに!

3位 鏡音レン
リン同様に曲が作りやすいです。
こちらは自分自身の素直な気持ちを歌詞に投影しやすいですね。
リン以上の高音に対応してくれたりして
そのくせその高音が不意に儚い響きで聞こえてくることもあるものだから
たまにこちらの想定を超える曲ができます。
コンプ・EQなどでのミックスもしやすいです。

以下は順位をつけず箇条書きで。

初音ミク  素直な子ですが、繊細な声の加工が自分にとっては課題です。
巡音ルカ  レンの調整技術がわりと流用できます。英語はAnnよりも手間がかかります。
がくっぽいど  ごめん出番がない…なかなか合う曲が思いつかないのです。
GUMI  透き通った声。リンの相方役だったり、90年代風だったりと活躍してます。
Lily  パワーはかなりあります。発声に癖が少しある感じです。
猫村いろは  高性能です。低音がいい声ですね。シリアスな曲が向いてるのかな。
SONIKA  低音と高音で声質が違いすぎるので、うちではAnnの控え扱いですね…
BIG-AL  使いどころが難しいです。ただ曲によってはバッチリはまってくれます。

Q.芸能人で言うと誰に似てますか?

A.
中学生の頃くらいから槇原敬之に似てると言われ続けてたような気がします。
たぶん褒められてません。
曲は好きですが、そのせいで色々とトラウマな思い出がありますね…w
(特に本人が覚せい剤で捕まったときとか)

そんな自分が、いま曲作りを趣味にしているというから人生わからないものです。

Q.今までボカロ曲を作ってて嬉しかったことはなんですか?

やっぱり、同じ趣味を共にする多くの方と出会えたことですね。
ピアプロで「攻略本」を作って絵を募集したときに
初めて自分の曲にイラストがついたときの嬉しさは忘れられません。

曲が絵になったり、小説になったり、歌ってもらったり
コスプレしてもらったりなど、本当にありがたいです。

Q.TwitterのIDをいつも「ガチ○チスタイル」に空目してごめんなさい。

A.
よく言われます(^ω^≡^ω^)

「gcm」は「game crosses music」の略で、10年前に自分のサイトを立ち上げるときに
ゲームと音楽の情報を扱うサイトにしたかったというのと、
数学用語に関連させようとして(greatest common measure=最大公約数)こうなりました。

「style」は特に意味なくて今のサイトのドメイン取る時にわかりやすいのがいいかなと
「beatmania IIDX」が一桁ナンバーだった頃のナンバリング「○th style」にも
影響を受けているかもしれません。

Q.
VOCALOIDを使った作品を作るようになったきっかけを教えて下さい。
また、それ以前の音楽歴がありましたら、そちらも教えて下さい。

A.
曲作り自体は2002年くらいから始めました。
音ゲーのような曲が作りたくて独学で色々やっていました。

02~04年くらいにかけては、ずっとサウンドセットでBMSを作っていました。
遊び方とかはぐぐってください。
2006年頃作った曲は、muzieで公開しています。

5年間くらいはずっとインストを作ってきたわけですが、
ボーカル物もやっぱり作りたいわけです。

ボカロの存在は、MIRIAMで曲を作っていた知り合いの方がいらしたので知っていました。
ミクが出てから、ネットなどに上がっている作品を見て
自分でも扱えそうな存在に成長していたので、
リンレンを発売日に、その少しあとにAnnを立て続けに買いました。

2人いるのでお得だろうという不順な動機から最初にリンレンを迎えた私ですが
すっかり鏡音廃に落ち着きましたw

Q.アンメルツさんは縦に伸びないんですか?

A.

























Q.korumiさんとはどういう関係ですか?

A.
ボカロ以前からのネット友達です。

音楽関係の知り合いをたどっていったら、彼女が運営していた
Sound Scheduleというバンドのファンサイトに辿り着き、
同年代で音楽の好みも近いことから仲良くなりました。

korumiさんは学生の頃はバンドでボーカル活動されていて
一方、自分もその時からすでに曲作りの活動をやっていたのですが
音楽でちゃんとコラボしたのは「ろんり~きゃっと」「自分ということ」という
間にボカロを挟んだコラボだというのはなんだか面白いです。

「ろんり~きゃっと」の入った自分のCDをkorumiさんに送りつけて
同時に「炉心融解」などいくつかのボカロ曲を教えたら急速にハマったようで
いつの間にか「歌ってみた」に参入していましたw

Q.クラブミュージックのジャンルがよくわかりません!

A.
私にもよくわかりません!!!111

海外サイトですがこことかはクラブ音楽の細かいジャンル分けが
サンプルつきで聴けるのでおすすめです。
「JPOP」とかはツッコミどころもあるけど!

例によって音ゲーで主要な音楽ジャンルを知ったクチですが
正直、ジャンルなんか知らないほうが先入観なく聴けるから幸せかもと
思うこともたまにあります。

Q.
ガチとネタの波状攻撃とツイートされてましたが、
ガチ質問とネタ質問、どっちが答えやすいですか?

A.
ガチ質問は回答が長文になりがちなので、
答えやすいという意味ではネタのほうがいいのかもしれませんが
投げっぱなしなネタ質問はあまり面白い返しができないかもしれませんw

Q.恋愛観について、ざっとでいいので教えてください!

A.
根本の想いだとか趣味嗜好は共有しつつも
お互いの持っている長所だとかアビリティを生かして
高めあえるような関係なら素敵かなと思います(´∀`)

ものすごく具体的なシチュエーションに落としこむと、
「COUNT DOWN TV」をまったりと一緒に楽しく見れる人がいいです。
あの番組、視聴態度にけっこう性格が出ると思うんですよねw

Q.
Annでオリジナル英詩曲を発表しているアンメルツPさん、
ぶっちゃけ英語はどの程度扱えますか?

A.
2012年に受けたTOEICは670点です。
特に留学とか海外の長期滞在経験があるわけでもなく、
英語が専攻だったわけでもないので、授業の高校英語の知識+αな感じです。

時間をかければ&ツールの助けを借りれば文章は一応読めるし書けはしますが
とっさの喋りは全然対応できないですね…

LAミクライブの旅行の際も、全然言葉が出てこなくて悔しかったです。
もっとも、今回の旅行は英語を使う機会自体あまりなかったですがw

歌詞を書くときは電子辞書は欠かせません。
私が使っているのはSeikoの「SR-S9002」という機種です。
あと「英語 スラング」とかでぐぐると面白いフレーズが見つかったりします。
授業で習うようなガチガチの英文にならないよう努力はしている…つもりです。

Q.
現在、曲作りの勉強をしている者です
様々なジャンルの音楽を制作していらっしゃいますが、
どのジャンルが一番作りやすいでしょうか?

A.
全部打ち込みで作るのを前提としますが、
作りやすさから言えば、トランスやハウスなどのクラブ系ジャンルが比較的楽かと思います。

理由としてはこんな感じです。
・リズムパターンがわかりやすい(四つ打ち)
・コード進行が比較的単純(4小節の繰り返しとか、極端な場合曲中ひとつのコードでもOK)
・打ち込みが難しいギターを使わなくても成立することが多い
・ループ集など、すぐ使えるサンプリング音源が充実している

普通のJ-POPは飽きさせないために音数も展開も激しくせざるをえないので
意外と労力を使う気がします。

Q.数学に関してロマンを感じるものが何かあったらぜひ語っていただきたいです

A.
数学とか数字が好きです。

とりあえず好きな理由を3つほど上げるとすれば
・理論でガッチリ固められた学問でありながら
・すごい芸術的な面白さも持ち合わせており
・しかも実用的である
って感じですかね。

12×9+3=111
123×9+4=1111
1234×9+5=11111
みたいなのとか。

円周率や素数の不規則な並びとか。

中学とか高校の図書館にあった本でもう発行は20年以上前なのですが、「数の事典」という本が大好きです。
数字が辞書方式で小さい方から順番に紹介されていくという趣旨の本なのですが、
もう内容が濃すぎてヤバイです。
終盤のページは10ケタとか100ケタの(数学者的に意味のある)数が紹介されてカオスになっていきます。
もっと大きな数もあります、「グラハム数」とかでぐぐってみてください。

ロマン的なものというと「ゲーデルの不完全性定理」とかでしょうか。
あまり深いところまで知ってるわけじゃないんですけど。
物凄いざっくり言えば「数学は完璧じゃないことを数学的に証明してしまった」という定理です。
哲学に近いものすら感じさせますがなんかすごくロマンです。

定理を発見した人とか、数学の歴史を作ってきた人は、
なんだか「過去の知に挑む」みたいな感じがしてカッコいいです。




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