Los Ann-Melts vol.5 ~AX3日目編~(LAミクライブ&ANIME EXPO体験記)

G.C.M Records by アンメルツP

ボカロP「アンメルツP」の活動記録サイト
鏡音リン・レンなどのVOCALOIDを使用したオリジナル曲やカバー曲を作っています。
ボカロ曲による同人CDや、作曲・DTM初心者のための同人誌も発行しています。

Los Ann-Melts vol.5 ~AX3日目編~(LAミクライブ&ANIME EXPO体験記)


6月30日から7月5日まで、公式ツアーを利用して
ロサンゼルスにて行われた初音ミクライブと、ANIME EXPO 2011に
参戦してきました。

そのレポート5回目、これが最終回となります。
今回はANIME EXPO 3日目の様子をお届けします。

第1回(日本足止め編)はこちら
第2回(米国上陸編)はこちら
第3回(AX2日目編)はこちら
第4回(ミクライブ編)はこちら


【7月3日】

目が覚めても昨日のミクライブの余韻が残る中、
ツアー参加者はツアーバスで市内観光を行うグループと、
各自ANIME EXPOに行く組で分かれての行動でした。
早くもアメリカ滞在最終日となります。

私は、午前中はグラミー博物館を見物して、午後からANIME EXPOへ。
午後早いうちは展示ブースやコスプレを見て回り、夕方から
ボカロ関連のパネル展示に参加するというスケジュールを組んでいました。

グラミー博物館は、LAコンベンションセンターやノキアシアターに
ほぼ隣接というか併設しているような感じですね。

ホテルと会場とはバスで10分くらいという微妙な距離。
タクシーでもよかったのですが、今回はあえて地下鉄で行ってみることにしました。

LA・ダウンタウン市街地の風景
▲LA・ダウンタウン市街地の風景。気温は高いけど湿度が低く実に快適。

地下鉄路線図
▲地下鉄路線図

地下鉄のチケット
▲地下鉄のチケット。同じ路線ならどこでも1ドル50セント。乗換時は別料金

男なら昼に観光客一人で乗っても問題ないレベルだとは思うのですが
少し暗くてじめっとした感じはありましたので
夜はちょっと危険度高いかもしれませんね。
もっとも隣にコスプレの人がいたりしたのでそこは心強かったですw

ちなみにノキアシアター&アニメエキスポ会場の最寄りの地下鉄の駅名は「ピコ」です。

グラミー博物館入口
▲グラミー博物館入口

グラミー博物館は、グラミー賞の50周年を記念して設立された博物館だそうで
音楽がテーマの展示が色々と取り揃えられていました。
音楽ファンなら訪れて損はないと思います。

◆グラミー賞の歴史やアメリカ音楽史の解説
◆音楽ジャンルの解説。テーブルに触れると音楽を視聴できたり、関連ジャンルが示されたり。
◆著名なアーティストや作詞家による、手書きの歌詞が書かれたメモやノートの展示
◆パーカッションやキーボード、サンプラーの試奏コーナー
◆レコーディングからマスタリングまでに至る
 音楽ができるまでの一連のプロセスを疑似体験できるスタジオ。
 音楽制作の裏方にもスポットライトが当たっているのはいいですね。

午後から展示ブースへ。
10部ほど試験的に持ち込みました「kagamination」でしたが、なんと完売していました。
本当にありがとうございます。
フライヤーの配布も順調で、現地の方の反応も良かったようで嬉しいです。
今後も機会あれば、こういった形の展開も引き続きやっていきたいですね。

TSUNAMI SUSHI
▲昼食はカリフォルニアロールとポテト。しかし「TSUNAMI SUSHI」って名前はどうよ…

夕方から「ボーカロイドファン現象」パネル展示へ。
現地の方によるプレゼンです。
VOCALOIDの紹介から、それらをとりまく創作の現状、
ニコニコ動画やピアプロの紹介など、非常によくまとまっていました。
しかしプレゼンターを務めていた霊夢コスの男性は何者だったのか・・・w

そして終了後そのまま「みらいのねいろ」が行われる会場へと移動。
3000人規模が収容できるホールでの上映です(実際に埋まった席はその半分ほど)

ここでmasaさんやPENGUINS PROJECTさんと初めて現地でお会いできました。
直前だけあってさすがに緊張感が漂っていました。

列に並んでいたら現地のミクコスの女の子に「ペンプロさんですか?」と日本語で話しかけられる。
どうやらYAHAMA謹製「I’m a VOCALOID-P」Tシャツを着ていたかららしい…w
「違います」とそっけない返事を返してしまいましたが
実はそれがTwitterのフォロワーさんだったらしい>< 失礼なことをしてしまった…

ちなみに展示ホールでも「そのTシャツどこで売ってるの?」と話しかけられたり。
「Only in Japan. Vocaloid Training event by Yamaha」と答えたら
とても残念そうな表情を浮かべていました><

「みらいのねいろ」展示に並ぶ人の列
▲「みらいのねいろ」展示に並ぶ人の列。

前の「けいおん!」ライブイベント(現地での声優さんが実際に歌っていたらしい)が
長引いて、17時半の予定が1時間くらい押す形でのスタートでした。
21時からのDANCEROIDのステージも観たかったのですが
ちょっと時間がなくなってしまいました…。残念。

第1部は、世界初披露の作品を含むボカロPVや楽曲動画などの上映。
第2部は、ボカロP(ペンプロさん、すんzりヴぇrさん、ZANEEDSのお三方)をゲストに迎え
自己紹介や新曲の披露を行うというものです。

「みらいのねいろ」上映風景
▲「みらいのねいろ」上映風景

開始前の入場時間中に、ちょっとだけですが「kagamination」の
クロスフェードPVを流して頂きました。ありがとうございました。

第1部のプレイリストはこんな感じでした。抜けや前後あったらすいません。

  ・オープニング動画(曲:Treow 絵:ゆうきP)
  ・クローバークラブ bakerさんアレンジ版
  ・悪ノ娘/悪ノ召使 非公式アニメPV
  ・DYEリミックス
  ・Nyanyanyanyanyanyanya!/daniwellP
  ・まさたかP 可能世界のロンドPV
  ・まさたかp ストロボラストPV
  ・わかむらP sweet devil PV
  ・わかむらP エレクトリックラブPV
  ・わかむらP SmileRさんの曲PV
  ・innocent girl/かごめP
  ・雨夢楼/ひとしずくP
  ・私の世界/くちばしP
  ・Flower Tail/yuukiss
  ・ワールドイズマイン アニメPV 途中まで
  ・Last Night, Good Night/kz

どの動画も現地の方による歓声を浴びていました。
しかしその中でも「Nyanya(ry」の人気ぶりは凄まじく、手拍子が起こってましたね。

英語字幕による制作者のメッセージもみな食い入るように見つめていました。
(まさたかP、kagomeP、rildiさんのコメントでは笑いも起きていましたw)

少し休憩をはさんで第2部。

ペンプロさんは流暢な英語で挨拶、新曲「ガラパゴス」を紹介していました。
日本という国をテーマにした、曲はほのぼのだけど熱いメッセージの曲。
このテーマの曲をVOCALOIDで制作し、アメリカで流す…
ほんとに胸にジーンと来るものがあって泣きそうになりました。

続いてはすんzりヴぇrさんの「Boring bowling」。
すんzりヴぇrさんはリンのかわいさを現地の人に語っていました。
PVでは時折不意に現れるレンに爆笑が起きていましたw
「アメリカは3割打率とれば許される野球のような、球技のイメージ」だとか。

ZANEEDSの皆さんもリンのかわいさを現地の人に語っていました。

「皆さん、リンはかわいいですよね!」
「日本語ではこれを”Cute is justice”と呼びます」
「だから、例えリンが熱狂的な社会主義者であったとしても、リンはかわいいのです!」

そんな前振りで上映された「The Socialist(社会主義★だーりんっ)」
これをよりによってアメリカで流すということで日本人として反応が怖かったのですが
4分以降の例のシーンでこちらも爆笑とともに拍手が起きていたので安心しましたw

動画終了後にZANEEDSの皆さんから重要なお知らせがありました。

「 我 々 は 社 会 主 義 者 で は あ り ま せ ん 」

とのことでしたので、何卒何卒よろしくお願いします。

シークレットゲストはYAHAMAの剣持さん。
ご存知VOCALOID技術の生みの親です。

VOCALOIDに関する技術解説や、これからの展望などをご説明されていました。
日本のボカロ紹介では何回か見た定番のプレゼン資料でしたが
こちらも英訳されて剣持さん自身も英語でスピーチされていました。
VOCALOID3の発売告知がされたときは歓声が上がっていましたね。

「みらいのねいろ」終了後、タクシーでホテルに帰り、荷物をまとめてツアーバスへ。
ちょうど日付の変わる頃に羽田行きの飛行機に搭乗。
MIKUNOPOLISメンバーやDANCEROIDの方も同じ飛行機のようでした。
そのまま7月4日を機内で過ごし、5日の早朝に日本に到着しました。

アメリカで5000人規模のライブを成功させたアーティストだったら、
普通はかなりの大物だと思うので、出迎えとかあっても不思議じゃない気がするのですが
ライブの企画者やバンドのメンバーら、今回のミクライブに関わった立役者達は、
誰にも迎えられることなく静かに解散しました。
次の日からは、また変わらない日常が始まるのです。
そして、ミクがアメリカで歌っている間にも新曲は上がり続けるのです。

旅行代理店の方が帰りの空港で解散時に挨拶として行った言葉が…

「長くて短い旅行、本当にお疲れ様でした」

まったくですよwww波乱万丈にもほどがある旅でした。

今回の旅行は本当に色々貴重な経験となりました。
今後の自分の人生や音楽活動に様々な形で生かしていきたいと思います。
今回関わっていただいた全ての皆様、本当にお疲れ様でした。
ありがとうございました。


【お知らせ】
より視覚的に残る形として今回の旅行体験をお伝えしたいので、
この旅行記を漫画化して、同人誌としてボカロイベントにて
頒布を行うことを現在計画しております。
詳細は後日またお知らせします。




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