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ROCK IN JAPAN FES.2004 ライブレポート (2004.8.17) 去年に引き続き、今年もROCK IN JAPAN FESに単身乗り込んでいきました。 しかも去年は1日間のみに対し、今年は3日間通し。 去年のレポートではひたすらライブの詳細を書いたので、 今年は自分の行動を中心に、自分なりのフェスの楽しみ方なども書いていこうかなと。 セットリストとかは公式ページを見てみてください。 8月5日(木) 夕食を食べてから予約したホテルに向かい出発。土浦に10時ごろ到着する。 会場のひたちなかからは電車で1時間以上離れているが、予約が取れなかったのでしょうがない。 2週間前くらいに予約をしようと思ったらすでに水戸市内や日立市内は全滅状態である。 そりゃ何万人も参加者がいれば、数千人規模の宿泊者が押し寄せてくるからなぁ…。 予約の際はとりあえず風呂は必須の方向で。あとは予算に合わせて適当にどうぞ。 ネットで検索・予約すれば安いビジネスホテルなどが沢山見つかるはず。 ホテルの近辺にはコンビニがあり、ペットボトルを買い揃えるためや、 ホテルの食堂が閉まった後に弁当を買ったりするのに役に立った。 会場は野外のため半端じゃないくらい水分を消費するので、ペットボトルは特に重要。 1日あたり、500mlペットボトルで4本分くらいの消費を覚悟しておいたほうがいいだろう。 ちなみに水分は会場のあちこちでも売っています。200円なのでやや高いけど。 8月6日(金) 午前9時にホテルを出発。10時には勝田駅に着く。 ここからは会場直通のシャトルバスが出ている。片道390円だったかと思う。 これが驚異的な便数を誇り、大挙して押し寄せてくる参加者を次々にさばいていく。 ほとんど待ち時間はない。しかもバスに限界まで客を詰め込むということもないので快適。 ROCK IN JAPAN FESのいいところの一つは、とにかくこのようなインフラの整備にあると思う。 食べ物には事欠かない。必要なものは一通り会場でも揃う。仮設トイレの数も非常に多い。 唯一の不満はアーティスト間の準備時間が長いと感じることだろうか。 会場は小さめの「LAKE STAGE」と広大な「GRASS STAGE」からなっている(去年も書いたけど)。 その間は道でつながれており、STAGE間を移動するには10分ほどかかる。 2つのステージ間で同時進行するので、移動も考えて行動計画を組むべきだろう。 参加者の男女比は4:6くらい。また2人組(カップルor友人)での行動が非常に多く見受けられた。 1人での行動は自由が利く反面、別のSTAGEの状況は把握することができない。 逆に2人以上で行動する場合、各々のSTAGEに分かれれば互いに補完しあうことができる。 もちろん2人で同じアーティストを見て同じ記憶を共有するのもいいだろう。 ただどっちにしろ、会場が広大なぶん連絡を頻繁にとる必要があると思われる。 メールではリアルタイムで次々と変わる状況に対応できない可能性があるので通話が良いかと。 GRASS STAGEへ陣取り、ウルフルズを見る。 「ガッツだぜ!!」からスタートして、ヒット曲が中心の構成でした。 フェスは時間が限られている。GRASSでは1組50分、LAKEでは40分弱というところか。 さらに、客層はそのアーティストのコアなファンではない人のほうが多い。 なので、この条件でやる曲というのは、普通のライブとは少し構成の違ったものになる。 名刺代わり的なヒットソングを多めにやることが多く、ライトなファンはそれで楽しめる。 逆に普通のライブであまりやらない曲をやったりすることもあるので、コアなファンにも楽しみがある。 それがフェスの楽しみの一つといえるかもしれない。 次のGO!GO!7188を見るため、そのままGRASS STAGEへとどまって前へと移動する。 最前列に近いところで、手を上げたり飛び跳ねながら、付近の人と一体感を感じつつ騒ぐ。 これはかなり良かった。「浮舟」などのヒット曲や「とかげ3号」などライブの定番曲が中心。 でも「こいのうた」もやるとは思わなかった。最近の路線とは違うのでやらないと思ってた。最高。 ここで体力をかなり使ったため、次の森山直太朗は後ろで座りながら聴く。 会場の後ろのほうにあらかじめ設置されたテントがあるので、そこへ行けば熱さもしのげる。 お目当てのアーティストとその他のアーティストでメリハリをつけましょう。 全部最前列で…とか欲張ると必ず体調崩します。なにしろ暑さが半端じゃないので。 ましてや3日間通して行く長期戦の場合はなおさら。 けっこう後ろのほうにいても十分すぎるくらい音は聴こえてきます。 175RをBGMにしながら昼食をとる。 GRASS STAGEの一番後方に屋台が並ぶゾーンがある。 全部で40軒近くあり、お祭りの王道メニューから民族料理まで、バリエーションは豊富。 ただどれも値段は高めに設定しており量も少なめなので、お金は余計に持っていったほうがいい。 3〜4種類と食べていくとあっという間に1000円を超えてしまう。 3時半ごろにDJブースに移動。ターキー(GO!GO!7188のドラマー)のDJプレイを見る。 いかにも彼らしく、昔のロックンロールばっかりかけていた(笑)。 氣志團は後ろの方で見る。「One Night Carnival」では数万人規模で例の踊りが発生。 やっぱ盛り上げるの上手いなー。どう考えてもクサすぎる台詞も彼らが言うとなぜかサマになる。 オフィシャルグッズの販売ブースもちゃんとあります。 アーティストの演奏中に行けば比較的空いていることが多いです。 氣志團のコーナーではメンバーそれぞれの顔をかたどったお面が売っていて笑った。 ここでLAKE STAGEに移動。THE BACK HORNを見る。 COUNTDOWN JAPANでもやった定番ナンバーに加え、「夢の花」「レクイエム」と新曲2曲を披露。 ボーカル山田氏のステージ上をのたうちまわるような強烈なパフォーマンスは健在。 でもちょっと人が少なめだったのが残念だ。 そのまま次のスネオヘアーを3曲目くらいまで見て、再びGRASS STAGEに移動する。 GRASSとLAKEは歩いて10分くらいかかるが、その間をミニ鉄道みたいなものが運行している。 これを使えば数分で労力を使わずに移動できるので便利。ただし100円かかる。 THE HIGH-LOWSを見て1日目は無事終了。毎日終演後に花火が上がるのがこれまた良い。 8月7日(土) 2日目のスタートはレミオロメンから。想像以上にロックな音を出していた。 「3月9日」や「電話」みたいなよく知られている曲調からはあまり想像できない。 ここらへんはスピッツと似たような要素を感じる。彼らの今後に期待。 一青窈は後ろの方で聴く。うん、やっぱり「ハナミズキ」はいいよ。 森山直太朗といい彼女といい、聴かせるアーティストは座ってまったり聴いたほうがいい。 次はACIDMANなので再び前へと移動。 前日からの疲れが溜まっていたので今日はこれが唯一最前列で聴くアーティストに。 「リピート」「波、白く」など、2ndアルバム「LOOP」の曲を中心。 1stからは「アレグロ」を選曲していた。そして3rdからの先行曲「equal」もやってくれた。 この曲はイントロが7拍子でややプログレッシブだが、サビは「赤燈」系の歌ものという印象。 ACIDMAN終演後はしばらく休憩して、今度はBACK DROP BOMBを聴きながら昼食。 そのあと、少し時間があったので会場に隣接している遊園地へと移動する。 噴水を見ながらいすに腰かけて一人まったりとした時間を過ごしたり、 あとは一人でジェットコースターに乗ったりしていました(笑)。 観覧車もあるし、大人数で行けば結構盛り上がれるのではないでしょうか。 1時間くらい経ってからLAKE STAGEに歩いていき、ハナレグミを途中から見る。 彼らの歌は聴いたことがなかったので、正直あまり期待はしていなかったのだが、 これが最初から見ればよかったと激しく後悔するほど素晴らしいステージだった。 とにかく声がいい。透き通ってて一つ一つの歌詞をていねいに届けていくような独特の声。 特に「家族の風景」という曲がめちゃくちゃ良かった。泣ける。個人的に今回のMVPを進呈。 しかしふたたびLAKEからGRASSに移動している途中で急に空模様が怪しくなり始め、 ASIAN KUNG-FU GENERATION演奏時にはついに雨が降り始める。 レインコート用意していて良かったー。朝は晴れてても、これは必須の道具です。 傘は人の密集するところでは著しく他人の迷惑となるので持っていかないように。 しかしさっきまで帽子を売ってた店がいきなりレインコートを売り始めたのは笑った。 サービス精神旺盛というべきか、あるいは商魂たくましいと言うか。 むしろ自分もここでなんか売れば簡単に売れるんじゃないんだろうか(笑)。 アジカンはCOUNTDOWN JAPAN時に比べ「ループ&ループ」「リピート」などの 新曲のレパートリーが加わってより充実していた。 10月にはニューアルバムを出すという発言も飛び出す。 ラストのDragon Ashも見たかったけど今日はここで引き上げる。 サッカーアジア杯の決勝戦を見るためである。雨も断続的に降っていたし。 8月8日(日) 昨日よりもさらに体力が削られている。想像以上に過酷だ。 1日目、2日目よりも遅めに起きたので会場到着が最初のアーティスト終演後になった。 ああ、GOING UNDER GROUND見たかったなー。 今日はしばらくLAKE STAGEにとどまって座ってゆっくり観戦する。 椿屋四重奏…文学系歌謡ロック。ボーカルの自信過剰気味なキャラクターが妙に印象に残る(笑)。 クラムボン…ピアノと女性ボーカルでまったり。 ストレイテナー…やたら芯の太い正統派ロックという印象。 the band apart…ディスコ風からパンクまで、なんでもありのギターサウンドを鳴らすバンド。 ちなみにLAKE STAGEにも屋台はちゃんとあります。GRASSより数は少ないけどそれでも16軒。 なんか調子は悪いのにやたらと食べまくっていたような記憶がある(笑)。 そうそう、例えば同じ焼きそばやかき氷でも当然店によって値段や量が違ったりします。 並んででも安いものを取るか、逆に時間を取るのか悩んだりするのもおもしろい。 ここでGRASS STAGEに移動。スピッツ登場。やや前のほうに移動しつつ聴く。 1曲目は「メモリーズ・カスタム」で来ました。この曲はライブでかなり映えるねー。 「スターゲイザー」のほか、「涙がキラリ☆」「空も飛べるはず」などの名曲も披露。 ここで今度はDJブースへ移動。 ゲストDJとして登場したのはFantastic Plastic Machineの田中氏。 Beatmaniaにも収録された「Beautiful Days」などでおなじみのコンポーザーである。 アップテンポのハウスを中心に見事なDJプレイを見せる。 ロックフェスの会場が一瞬にして"WIRE"に変わったかのような大騒ぎ! 踊る気力はなかったけどちょっとブースから引いた位置でグルーブを感じていました。 LAKE STAGEに移動。LAKEのトリを飾るのはHAWAIIAN6。 相変わらずの爆音と泣けるメロのコントラストを次々と繰り出す。狭いLAKEではなおさら響く。 新曲を2曲やったがどちらも今までの路線をさらに推し進めたものでいい感じ。 観客の盛り上がりも尋常ではなかった。 ダイブ者はおそらくROCK IN JAPAN史上最多だったかもしれない。 さらにライブも後半に差し掛かると、立ち見ゾーンの後方で輪ができ始めた。 見知らぬ人が肩を組んで、輪を作って回る。最初のうちはその光景に笑っていた。 しかしライブが進むごとにどんどん輪が広がり続けていく。 飲み込んで、繋ぎ止めて、動かし続ける。その後ろには鳴り止まない音楽の姿があった。 アンコールが終わってもまだ立ち見ゾーンに残り叫び続ける人々。 その光景に、音楽にはこんなにも人を動かすパワーもあると改めて感動してみたり。 その余韻を感じながらGRASSに戻ってスカパラを少し見て、 花火を背にしながらまた帰りのバスがあるLAKEに戻ってくる。 こうして今年のROCK IN JAPAN FESは非常に後味よく終了。 来年は社会人でお金があっても金曜に休みが取れなさそうな予感がする。 まあ、今後もROCK IN JAPANに限らず機会があればこういうフェスやライブに 積極的に行ってみたいと思います。 まとめ ・宿泊先の予約はお早めに。 ・一人でも何人でも快適に行動はできる。 ・暑い。 ・熱い。 ・日焼け止めと帽子、それに雨具は必須。ペットボトルホルダーなどもあれば便利。 ・ロック「フェスティバル」なので、祭りの感覚で気楽に。 ・ロックだけがロックフェスティバルのすべてではない。 ・結局は楽しんだものが勝ち。 ![]() ![]() |