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チャートマニア用語辞典 (2006.10.7) 世の中に音楽が好きで、ヒットチャートに自分の好きなアーティストが 上位にランクインされるのを楽しみにしている人は多いと思う。 しかし、世の中は広いもので、ヒットチャートの移り変わりを 純粋に楽しみとしている通称「チャートマニア」なる人物も少ないけれども存在するのである。 かく言う僕もそのひとりで、高校の頃は毎日チャートを見ては自分で独自に集計したりして楽しんでいた(笑)。 さらにこのHPの初期のメイン企画はオリコン予想でした。 というわけで、今日はチャートマニアの間で最近よく使用される言葉について適当に語ってみることにします。 「オリコン」【Original-Confidence】 http://www.oricon.co.jp/ ご存知、日本でもっとも有名なヒットチャート集計会社。 全国約2900店舗という巨大な集計網を持つ。 最近はポータルサイト、音楽配信やブログサービス提供など、ネット上においても影響力を持ちはじめている。 かなり大きい会社だと思われてるフシがあるが、実は社員数200人、売上60億円弱の中堅企業である。 「プラネット」【Planet】 http://planet-chart.jp/ 日本のヒットチャート集計会社。 しかし、本業はシステム開発会社である。 自社開発のPOSシステムを生かしたヒットチャート集計を売りにしている。 一時期は1日ごとの売り上げ指数を公表していたことがあり、 数年ほど前、日テレで放送していた「日刊ひっと」という番組は、 このチャートが採用されていたおかげで、深夜の10分番組にもかかわらず、 チャートマニアの間で絶大な人気を誇っていた。 「サウンドスキャン」【Soundscan】 http://www.phileweb.com/products/cd-top20/ アメリカのチャート集計会社であるSoundscan社の日本支社。 オリコンと同じく週間集計データを数字まで公表している。 上の2社と合わせて「日本の3大ヒットチャート」と呼ばれているとか。 「星光堂ギャラクシーヒットチャート」【Seikodo Galaxy Hitchart】 http://www.seikodo.co.jp/ CDの卸商社である星光堂が、自社の出荷網を生かして集計、公表を行っているチャート。 実売データとはまた違う視点でのチャートを見ることができる。 「初回限定盤」【Limited Edition】 最近流行しているCDの販売方法のひとつ。 その形態としては、単純にジャケットの写真だけが違うもの、 ボーナストラックなど、曲が何曲か多く収録されているもの、 あるいはDVDやフォトブック、チケット抽選券などの特典がついているものなど、 様々なバリエーションが存在する。 最近は通常盤のほか、複数種類の限定盤が存在していたり、 あるいは通常盤のほうに初回限定盤には入っていない曲を収録するなど、 ファンからお金を搾り取ろうという戦略が見え見えのものも存在する。 しかも、通常盤と限定盤はオリコンでは同一のものとして集計されるため、 買っている層は変わってなくても売り上げを何倍にも見せることができる。 このため、意地でも「オリコン1位」の称号を得たいアーティストのCD販売方法としてよく使用されることがある。 ちなみにオリコン以外の各社は、通常盤と限定盤を別々に集計している。 「アニメイト票」【Hidden-Sales by Animate】 上で書いたように、オリコン集計対象店はおよそ2900店舗である。 しかし、その中で、1日ごとに集計される「デイリーチャート」へ協力している店は、 実はそのうちの2200店舗前後となっている。 この「デイリーチャート集計非協力店」の中には、 アニメイトやとらのあななど、コアな層が多く来る店が含まれている。 このため、デイリーではあまり順位が高くなかったアニメソングなどが、 週間チャートでいきなり上位に登場する現象が起こることがある。 この現象を、チャートマニアの間では「アニメイト票が入る」と呼んでいる。 ちなみに、オリコンはアニメソングに冷たいと思われているフシがあるが、 実は他のチャートではこういった店が集計対象に含まれていないため、 極端な場合だと他社よりも2〜3倍売り上げが高く集計されることもある。 「謎の力」【Mystic Force】 オリコンデイリーチャート初日に圏外であまり目立たなかった曲が、 発売後数日たった金曜〜日曜あたりに、突然順位を上げてTOP10圏内に滑り込んでくる現象のこと。 普通、新曲はフライング日および発売当日が最も売れるため、順位はそこで一番高くなるはずである。 それ以外では、メディアで取り上げられた時に順位がジャンプアップ したりするが、そうでもない時にこの現象が発生したりするので、 かなり不自然な現象に見えることも多い。 ちなみにこの現象が起こるアーティストは、某有名レコード会社の 移籍第1弾シングル、あるいはデビューシングルなどに多く見られるため、 「レコード会社による自社買いでは?」との説もささやかれるものの、その真相は闇の中である。 具体的にどこのレコード会社かは伏せさせていただくとして、 せめてBeForUのデビュー曲は普通に発売して普通に売れてほしいものである。 (あ、わかる人にはわかっちゃったw) …と、こんな感じでしょうか。 まあ、ここまで語ってきたものが何を言うかって感じでしょうけど、 今はそれほどオリコンへのこだわりは少なくなってきて、 どちらかといえば「あらゆる音楽を楽しんで聴く」というスタンスに変わってきました。 オリコンをずっと見てきたからこそ、いま実感していることがあって、 もうCDの売り上げで人気を図る時代は終わったのかなと思うのがその理由のひとつだったりします。 97年ごろの新鮮だったヒットチャートが懐かしい…。 今はコレクター向けの戦略が上手ければ売れるって感じになっちゃってるので。 最近はmixi内の企画「mixiミュージック」のヒットチャートが好きです。 だって、出荷でも売れた枚数でもなく、聴いている人が何人いるかで純粋に結果が決まるからね。 ヒットチャート集計各社にも、ちゃんと実感として今人気がある曲が 上位に来るようなチャートのあり方をもっと検討してほしいと思っています。 ![]() ![]() |